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ロシア乗客に「戦争写真展」=リトアニア駅、ホーム放送も


 「モスクワから乗車のお客さまに申し上げます」。反ロシア感情の強いバルト3国のリトアニアの駅で、ロシアのウクライナ侵攻に抗議する写真展が始まった。ロシアの本土から飛び地カリーニングラードまでの国際列車が停車する際、政府系メディアのプロパガンダで「ウクライナの市民は標的としていない」と聞かされているロシア人に対し、戦争の実態を知らしめる狙いがある。  現地からの報道によると、25日以降、首都ビリニュスの駅の車窓からよく見える位置に、ウクライナ南東部の激戦地マリウポリなどで撮影された24枚を展示。列車のホーム到着時にはロシア語で「プーチン大統領のせいでウクライナの市民が殺されていますが、お客さまはそれでよいのでしょうか」とアナウンスが流れる。  カリーニングラードは、ドイツ語でかつてケーニヒスベルクと呼ばれ、第2次大戦を経てソ連ロシア共和国に編入。今も海軍バルト艦隊司令部が所在し、北大西洋条約機構(NATO)ににらみを利かせる要衝だ。ソ連崩壊後、モスクワ発の列車はベラルーシ、リトアニアを経由する国際列車となった。月100本の往来があり、2月24日のウクライナ侵攻開始後も運行は続いている。 【時事通信社】 〔写真説明〕モスクワ発カリーニングラード行きの列車が停車する駅で展示されるウクライナの戦争写真=25日、リトアニア・ビリニュス(AFP時事)
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