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ウクライナに追加軍事支援=欧州東部防衛強化、中ロ連携に警戒―NATO首脳会議


 【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)は24日、ブリュッセルの本部で緊急首脳会議を開き、ロシアのウクライナ侵攻を強く非難する共同声明を採択した。ロシアの攻撃が激化し、化学兵器使用への警戒感も強まる中、ウクライナへの全面的な連帯を示し、追加的な軍事支援を行う方針で一致した。  NATO首脳は、ロシアの脅威が常態化すると判断。欧州東部を中心に防衛態勢全体を大幅強化することでも合意した。ロシアと中国との連携も警戒。声明は中国に対し、侵攻や制裁回避を支援せず、平和的解決を働き掛けるよう求めた。  会議では、ウクライナのゼレンスキー大統領がオンラインで演説。「国民や都市を守るため、制限のない支援が必要だ」と訴え、戦闘機や戦車、防空システムの提供を求めた。ロシアが24日に「非人道兵器」と呼ばれる白リン弾を使用し犠牲者が出たとも主張した。  NATOによる追加支援の詳細は明らかにされていないが、ロシアの化学兵器や核兵器の脅威に対処するための装備品提供のほか、サイバー防衛への援助なども含めて進める方針だ。  欧州東部の防衛態勢強化では、ロシアの軍事行動が加盟国にも及ぶ事態を警戒し、中長期的に陸海空戦力を大幅増強。まず今回の危機を受けた即応態勢の強化として、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニア、スロバキアに派遣している部隊を事実上常駐の多国籍戦闘群として展開する。戦闘群を配備済みのポーランド、バルト3国と併せ、バルト海から黒海に至る欧州東部の防衛態勢を固める。 【時事通信社】 〔写真説明〕24日、ブリュッセルで写真撮影に臨む北大西洋条約機構(NATO)加盟各国の首脳(AFP時事) 〔写真説明〕北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長=23日、ブリュッセル(AFP時事)
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