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多機能トイレで急変、男性死亡=警報に不備、発見遅れ―東京メトロ


 東京メトロは2日、日比谷線八丁堀駅で多機能トイレの警報システムに不備があり、体調が急変した利用者男性の発見が遅れる事案があったと発表した。男性は搬送先で死亡確認された。このトイレは約10年前に供用開始されたが、同社は事前に機能の確認をしておらず、定期検査も外観のチェックのみだった。  同社によると昨年6月7日午後11時ごろ、八丁堀駅の警備員が多機能トイレで30分以上の使用を示すランプに気付き、事務室に連絡した。駅員らが解錠すると男性が倒れており、病院搬送後に死亡が確認された。  防犯カメラ映像では、男性は午後4時ごろ入室していた。多機能トイレでは本来、30分以上の在室を検知した場合や非常ボタンが押された場合に事務室の警報が鳴るが、ケーブルがつながっていないなどの不備のため鳴っていなかった。同様のトイレ約220カ所を点検した結果、12カ所で在室検知や非常ボタンの作動に不備があり、修理したという。  東京メトロは、男性の発見遅れと死亡との因果関係は確認できていないと説明。「保守、点検を徹底し再発防止に取り組む」としている。 (了)【時事通信社】
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