小林陵「ついに念願の金」＝ラージヒルにも自信〔五輪・スキージャンプ〕

　北京五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子で個人ノーマルヒルを制した小林陵侑（土屋ホーム）が８日、張家口で記者会見し、「ついに念願の金メダルを獲得できた。スポーツの祭典ということで、反響はすごく大きかった」と語った。メダルは同日夜のセレモニーで授与される。 　７日の混合団体では、１番手の高梨沙羅（クラレ）が１回目に失格となる厳しい状況の中でエースとして大ジャンプを２本そろえ、日本を４位まで押し上げた。「みんな信頼し合っているので、自分ができる最高のパフォーマンスをしたという感じ」と振り返った。 　個人ラージヒルは１１日に予選、１２日に本戦が行われる。「遠くに飛ぶのが楽しくてやっているので、ラージの方が好き」と話し、９日の公式練習で初めて飛ぶジャンプ台への対応にも自信を示した。（時事） 【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見でポーズを取るジャンプ男子個人ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑＝８日、張家口