追加枠予約、４日から受け付け＝自衛隊の大規模接種―防衛省

　防衛省は２日、自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種について、当初２１６０人としていた東京会場の１日当たりの接種人数を、最大５０４０人に拡大すると発表した。８日以降の接種枠を増やし、追加分の予約を４日午後６時から受け付ける。 　接種枠は８日から４０８０人、１０日以降は５０４０人とし、当初の予定から倍増する。過去２回の予約は開始１５分以内で埋まり、岸田文雄首相が拡大の意向を示していた。　 　東京会場は１月３１日から接種を始めたが、エレベーターの老朽化で上層階が使えず、昨年の１日１万人から規模を縮小していた。業者との交渉で補修のめどが立ち、医官や看護官も確保できたことから拡大を決めたという。 　大阪会場の接種は７日に始まり、予約は４日午後６時から。防衛省ホームページなどから入る専用サイトと電話[phone]で受け付ける。同省は予約状況次第で、大阪会場の拡大も検討する。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕自衛隊大規模接種会場で、新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける人たち＝１月３１日、東京都千代田区（代表撮影）