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離陸直後「オレンジ色の発光」=F15事故、部隊トップ搭乗―空幕長「断腸の思い」


 航空自衛隊小松基地所属のF15戦闘機が墜落したとみられる事故で、離陸直後に基地の管制官がオレンジ色の発光を目撃していたことが1日、分かった。空自は搭乗していた2人の氏名も公表。いずれも空中戦訓練の「敵役」として指導に当たる飛行教導群所属で、1人は部隊トップの群司令という。  井筒俊司航空幕僚長は同日、臨時会見を開き「周辺住民らに多大な心配を掛け、おわび申し上げる」と謝罪。「家族の心痛を思うと断腸の思い」と述べ、安否不明となっている2人の救助に全力を挙げると強調した。  空自によると、管制官は事故機の離陸直後、進行方向にオレンジ色の光を確認。異変を感じ、無線で呼び掛けたが応答はなかったという。高度は低く、上空で発光したかなどは判別できなかった。空自は直前に離陸した僚機3機の乗員から聞き取るなどして、詳しい状況を調べている。  捜索では、破損した垂直尾翼の一部や、遭難者を発見しやすくする風船状の救命装備品は見つかったが、救難信号は出ていないという。  事故機に搭乗していたのは飛行教導群司令の田中公司1等空佐(52)と植田竜生1等空尉(33)。飛行教導群は精鋭部隊として知られ、田中1佐は曲技飛行チーム「ブルーインパルス」の隊長を務めた経験もあるベテランパイロット。総飛行時間は田中1佐が2800時間、植田1尉は1900時間と十分な経験があり、当時は田中1佐が前席に座っていた。 (了)【時事通信社】
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