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母親に求刑懲役11年=3歳女児放置死―東京地裁


 東京都大田区で2020年、梯稀華ちゃん=当時(3)=が自宅に放置され餓死した事件で、保護責任者遺棄致死罪などに問われた母親の梯沙希被告(26)の裁判員裁判の公判が1日、東京地裁(平出喜一裁判長)であり、検察側は懲役11年を求刑した。  弁護側は「懲役5年が相当」と主張し、結審。判決は9日に言い渡される。  検察側は論告で、被告は自分の母親からの虐待で心的外傷後ストレス障害(PTSD)を過去に発症したが、事件に影響したとは考えられないと指摘。「育児放棄を繰り返す中で起きた事件で、刑事責任は重い」と非難した。  弁護側は最終弁論で、虐待や施設での生活により被告には愛されて育った経験がなかったと主張。被告は最終意見陳述で、「ずっと後悔でいっぱいです」と涙声で話した。   起訴状によると、沙希被告は20年5月8~11日、大田区の自宅マンションに長女の稀華ちゃんを置き去りにしたまま旅行に行くなどして放置。同年6月13日までの約1週間も旅行に出掛けて稀華ちゃんを自宅に放置し、餓死させたとされる。(了)【時事通信社】
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