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与党リード、極右躍進か=ポルトガルで総選挙投票


 【パリ時事】ポルトガルで30日、議会(一院制、定数230)の前倒し総選挙の投票が行われた。即日開票され、同日夜にも大勢が判明する。事前の世論調査では、コスタ首相率いる中道左派の与党社会党が支持率で首位に立ち、最大野党の中道右派・社会民主党が3ポイント差で追う。新興極右政党「シェガ」が約7%の支持率で、現在の1議席から上乗せし、第3党に躍進する可能性がある。  いずれの党も単独過半数議席には届かない見込みで、コスタ氏は政権継続に向け「シェガ以外全ての(政党)関係者と交渉する準備ができている」と表明している。任期は4年。  ポルトガルでは周辺の欧州諸国と同様、経済面の不満を背景に極右政党が支持を広げつつある。欧州のニュース専門テレビ局ユーロニュースは「ポルトガルでは以前ほど極右が拒絶されなくなってきた」と指摘する。社会民主党のレベロデソウザ大統領が再選された昨年1月の大統領選では、シェガのベンチュラ党首が躍進し、社会党のゴメス候補と並ぶ約12%の票を獲得した。  親欧州連合(EU)路線のコスタ氏は2015年の総選挙後、共産党や左翼ブロックなど急進左派政党の協力を得て政権を発足。約6年にわたり安定して政権を運営し、失業率の改善などが評価されてきた。  しかし、急進左派政党は昨年11月、社会保障制度の改善や最低賃金の引き上げを主張し、コスタ首相の財政健全化方針に反対。22年度予算案は否決され、レベロデソウザ大統領が議会解散を決定した。 【時事通信社】 〔写真説明〕ポルトガルのコスタ首相=28日、リスボン(EPA時事)
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