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中日、まずは打線強化=若手の成長求めるロッテ―プロ野球・キャンプのポイント


 【中日】2年連続で12球団最少得点に終わった打線の強化が課題。序盤は振り込みや下半身強化を目的としたゴロ捕球など、秋季キャンプでも取り組んだ基礎練習で徹底的に鍛える。  2月10日からの第3クールで実戦練習を開始。巻き返しを期す高橋周らの主力組と、大砲候補の石川昂やドラフト1位新人ブライトらの若手組による競争が期待される。  投手陣は新任の落合ヘッド兼投手コーチの要望で1軍に多く呼んだ。リーグ屈指の投手力の維持には、高卒2年目の高橋宏や育成選手の大嶺ら新戦力の台頭も必要となる。  立浪監督はスタッフに対して「競争も厳しくなると思うので、とにかく活気のあるキャンプにしようと話した」という。目立った補強はないが、一新された首脳陣の下でどう生まれ変わるか。  【ロッテ】昨季は141試合目で優勝を逃し、2年連続の2位。戦力の底上げが最大のテーマで、井口監督は「今年は若手も結果を出さないといけない年」と奮起を促す。  リーグトップの584得点に貢献したレアード、マーティンの両外国人が残留。盗塁数も1位で機動力を使える打線は、安田、山口らが成長すればさらに厚みを増す。  正捕手争いは混戦。昨季トレード加入した強肩の加藤を、けがに苦しんだ田村が追う。佐藤都、ドラフト1位の高卒新人松川もチャンスはある。  投手陣は3年目の佐々木朗に期待。昨季は間隔を空けて登板したが、1年間ローテーションを守って一本立ちできるか。ただ一人2桁勝利を挙げた小島、経験豊富な石川や美馬に加え、岩下、河村、手術明けの種市ら若手が先発の座を争う。 (了)【時事通信社】
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