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新種は「キングギドラ」=体そっくり、日本で発見―国際研究


 【ロンドン時事】日本で発見された新種の生物が、人気怪獣「ゴジラ」の宿敵にちなんで「キングギドラ」と名付けられた。複雑に枝分かれした体が、三つの頭と二つの尾を持つ怪獣を想起させるためという。  ドイツや日本などの国際研究チームの論文が、学術誌に掲載された。チームを率いた独ゲッティンゲン大のマリア・テレサ・アグアド教授は「キングギドラは失われた末端を再生できる枝分かれした架空の動物で、枝分かれした新種の名前としてふさわしいと考えた」と説明した。  学名は「キングギドラシリス」。新潟県の佐渡島近海で見つかった環形動物で、海綿動物の体内に生息している。キングギドラと異なり頭は一つだが、体が複雑に分岐している。  枝分かれした環形動物は、今回を含め3種が発見されたことになる。アグアド教授は「この樹木のような生物が予想以上に多様なことが明らかになった」と指摘。研究に協力した東大は「極めて奇異な形態をしている。生態を解き明かすことで、これまでの生物学の常識が覆される可能性が高い」と表明した。  キングギドラは1964年公開の映画「三大怪獣 地球最大の決戦」で初登場。その後、数々のゴジラシリーズに登場している。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕キングギドラから命名された新種の「キングギドラシリス」(独ゲッティンゲン大学提供・時事)
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