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1日目の出題傾向=共通テスト


 大学入学共通テスト初日の主な科目の傾向について、大手予備校は次のように分析した。  【世界史B】  異なる歴史の見方とその根拠、歴史上の出来事とその要因として推測される仮説を結び付ける問題など、資料の性格や統計の分析を通し、探究的に考察する姿勢が求められた。問われている知識は基本的な内容で、難易度は昨年並み。(ベネッセ・駿台)  【日本史B】  高校生の主体的な学びを踏まえた場面設定が増えた。第1問は人名から見た歴史というテーマを素材に各時代の命名などに関する動向を採り上げており、現代における夫婦の姓など時事的な話題を意識した出題だった。(河合塾)  【地理B】  資料の読み取りに時間を要する問題が見られたものの、求められた知識は標準的な内容で、昨年よりやや易化。第2問は持続可能な資源利用をテーマとした探究活動や授業の場面設定の大問だった。(ベネッセ・駿台)  【現代社会】  昨年とほぼ同傾向で、資料の活用や思考力・判断力が問われる一方、知識を問う問題も少なくない。第2問で「調べ学習」の手法の問題も復活した。大問ごとのマーク数が変わり、第5問の課題探求学習の比重が増えた。(河合塾)  【倫理】  第3問や第4問で、高校生という目線から「考えること」と「未来世代に対する責任」をルネサンス期の魔女狩りなどの資料から考えさせ、倫理的意識の形成を促すような問題が昨年に引き続き出題された。(代々木ゼミナール)  【政治・経済】  経済分野で図表問題が増えた。他国の経済統計といった高校教科書には掲載されにくいであろう資料や、各国通貨の購買力を示す「ビッグマック指数」の設問など、意欲的な出題が目立った。(同)(了)【時事通信社】
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