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大久保さん「教えが今に」=国見高時代の恩師と惜別―小嶺忠敏さん死去


 小嶺忠敏さんの訃報に、国見高サッカー部で薫陶を受けた元日本代表の教え子たちが悲しみに暮れた。2000年度に恩師の下で高校3冠(選手権、総体、国体)を達成し、昨季限りで現役を引退した大久保嘉人さんは自身のSNSに「先生に教わったこと全てが今の自分になっている」と記した。  スパルタ指導が小嶺さんの代名詞だったが、J1歴代最多の191得点の金字塔を打ち立てた大久保さんは「私が知っている先生は本当に優しくていつも最高の笑顔を見せてくれた」。  国見高時代に選手権史上初の2年連続得点王に輝いた平山相太さんは「ともに過ごした日々が人生の糧となり、今の自分の原動力となった」と振り返った。  小嶺さんが設立に携わったJリーグ長崎の元監督で、現在はJ3相模原を率いる高木琢也さんは「サッカー以上に、あいさつや礼儀作法を教わった」と涙ながらに語った。中学時代は当時小嶺さんが監督をしていた長崎・島原商の練習を見に行くのが週末の日課だった。「小嶺先生の情熱の火を燃やし続けていきたい」  J1神戸の三浦淳寛監督は、選手権を2度制覇し、3年生の時には主将を任された。「高校3年間で今の自分の基礎となる人間教育を受けた」。授かった「自信と過信は紙一重」との言葉は座右の銘になっている。人生をささげた高校サッカー選手権の開催中に旅立った恩師を、「天国で少し休んでほしい」と悼んだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕高校サッカー準決勝、国見―富山第一。ドリブルする国見MFの大久保嘉人=2001年1月、東京・国立競技場
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