東京五輪の卓球で混合ダブルスの金など三つのメダルを獲得した伊藤美誠(スターツ)が16日、東京都内のホテルで2021年の大会報告を行い、「東京オリンピックの金メダルは別格だけど、中国選手に勝って優勝できたことが何よりうれしかった」と振り返った。 喜びも大きかった一方で、11月の世界選手権個人戦の女子シングルスは準々決勝敗退。迷いが生じて考えさせられた部分もあったという。「負けない卓球ではなく、上の選手に勝つためにどうするかが大切と感じた。サービス、レシーブが私の武器」と再認識。自分らしさを貫き、さらに上を目指す。 (了)【時事通信社】
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