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政権断念求める声強まる=ドイツCDU・CSU、党内で


 【ベルリン時事】ドイツ連邦議会(下院)選挙で中道右派のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が第2党に転落したことを受け、首相候補として選挙戦を率いたラシェットCDU党首に対し、党内で政権獲得断念を求める声が強まっている。ラシェット氏は連立交渉で政権を取ることを目指しているが、こうした圧力は交渉に影響を及ぼしそうだ。  CDU・CSU青年組織「青年同盟」の東部ザクセン州のミュントライン支部長は27日、ラシェット氏の辞任を要求。「選挙結果を受け止め、野党としての時間を再出発に使わねばならない」と強調した。中部ヘッセン州のボウフィエー首相(CDU所属)も同日、「われわれに政権を求める権利はない」と認めた。  アウグスブルガー・アルゲマイネ紙(電子版)が28日に発表した世論調査によると、ラシェット氏が敗北後も政権獲得と首相を目指す方針を示していることについて、「誤り」か「どちらかといえば誤り」とした回答の合計は71%に上った。  総選挙では、CDU・CSUの得票率は24.1%と1949年以来の低水準となり、中道左派の社会民主党(SPD)に第1党の座を奪われた。しかしラシェット氏は、第3党の緑の党、第4党の自由民主党(FDP)と連立を組んで多数派を形成し、首相に就任したい意向だ。 【時事通信社】 〔写真説明〕独キリスト教民主同盟(CDU)のラシェット党首=27日、ベルリン(EPA時事)
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