調子を落としていた楽天の浅村が、悔しさを振り払うような固め打ちを見せた。この日3安打目となった六回の右前打で、通算1500安打を達成した。  夜遅くまでバットを振り込むなど、本来の打撃を取り戻すためにもがいていた。「自分の間合いでしっかりボールに入っていくことを、きょうは練習から心掛けてやろうと思った」。一回に左前打で結果が出て、好感触をつかんだ。  三回に放った先制左前打で節目に王手をかけ、六回の一打は浅村らしい右方向への当たりとなった。「いろんな指導者の方に巡り会ってここまで来られたので、いろんな人に感謝したい」と謙虚に喜んだ。  30歳6カ月での到達は、史上10位タイの年少記録。次の大台は2000安打となるが、「自分でも分からない領域だし全然イメージできない」と苦笑い。それでも「一本一本これからもこつこつとやっていきたい」。平成生まれで初めて達成し、偉業に向けての歩みを始める。 【時事通信社】 〔写真説明〕6回、通算1500本目となる安打を放つ楽天の浅村=10日、楽天生命パーク

情報提供元 : 時事通信社
記事名:「 楽天の浅村、固め打ちで節目=不振脱却の兆し―プロ野球