指名打者制を使わない、奇策ともいえる「2番投手」での起用に、エンゼルスの大谷は衝撃的な活躍で応えた。一回から100マイル(約161キロ)の豪速球を投げ込み、打席では豪快な先制ソロを右中間スタンドに運んだ。  マウンドでは序盤から飛ばした。先頭を二ゴロに打ち取ると、2番イートンに2ボール2ストライクから力を込めて投じた直球は100マイルを計測した。この1球はファウルにされたが、フォークで空振り三振。この回だけで100マイル以上の直球を3球も投げた。  直後の攻撃では一振りで最高の結果を残す。高めへの初球の97マイル(約156キロ)を捉え、打った瞬間それと分かる2号先制ソロ。目まぐるしい活躍に、本拠地ファンのどよめきが上がる中で、ダイヤモンドを回った。  完全復活を目指す投打の「二刀流」について、「やっていて楽しいなと思うし、どちらかやってないときは欠けているなっていう感じがする」と語っていた。五回に制球を乱して3季ぶりの白星こそ逃したが、メジャーでは初めての投打同時出場で、言葉通りのはつらつとしたプレーを見せた。  五回2死、本塁ベースカバーでの交錯プレーの直後に降板した。足を痛めたかのように見えたが、球団は「問題ない」と発表。負傷降板ではないことを強調した。 【時事通信社】 〔写真説明〕ホワイトソックス戦で力投するエンゼルス先発の大谷=4日、アナハイム(ロイター時事) 〔写真説明〕ホワイトソックス戦の5回、ホームベース上でランナーと交錯し、倒れ込むエンゼルス先発の大谷(右)=4日、アナハイム(AFP時事)

情報提供元 : 時事通信社
記事名:「 大谷、豪速球と先制弾=衝撃の投打同時出場―米大リーグ