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先日、東京電力が、家庭向けの電気代について3割前後の値上げ申請を行い、今年の夏までに電気代が11年ぶりに値上げされる予定とのニュースもあって、エアコンによる電気代の無駄遣いは避けたいものです。
今回は、突然大雪が降っても困らないよう、エアコンのための事前準備や事後対策について解説します。
1.室外機周辺をあらかじめ掃除などをして十分なスペースを確保しておこう
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エアコンを効率的に使うために、空気がスムーズに流れるよう、普段から室外機の周りのスペースを確保しておきましょう。
2.室外機のファンの前や横のものを片付けよう
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風を遮り、室外機の正面に雪が積もってしまう可能性があるそうです。
室外機周辺の風通りの良さも考えて、ものはできるだけ片付けて。この機会にお掃除してもいいですね。
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雪が積もった状態でエアコンを運転してしまうと、ファンが埋まっていることなどが原因で正常な運転ができない場合があるのだそう。
もし室外機の上に雪が積もっていたら、取り除くのが基本。ただし、室外機内部の雪には触らないようにしましょう。
室外機内部のフィンという室温調節を行うための部分によって怪我をする恐れや、フィン自体を傷つけてしまう可能性があります。
また、お湯や水をかけて積もった雪を溶かすのはNG! かえって室外機の熱交換器に氷を溜めてしまい、フィンの目詰まりの原因になってしまうのだとか。
でも、故障ではない可能性もあるそうなので、一旦、落ち着きましょう。
三菱電機株式会社 空調冷熱システム事業部 久田優美(ゆみ)さんは次のように解説しています。
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「エアコンが突然停止するのは、エアコンの霜取り稼働中かもしれません。
室外機の熱交換器に霜が付着すると、熱交換が十分に行われず暖房能力を発揮しにくくなるため、エアコンにはその霜を溶かすために、自動で霜取りを行う機能があります。
霜取り時には、霜を溶かすためにあたたかい冷媒を室外機側にまわすため、室内機から冷たい風が吹かないよう暖房運転を短時間停止します。そのため、『止まった!』とビックリされるかもしれません。
しかし霜取りの場合は少し時間を置くと通常運転を再開しますので、焦らずお待ちください。
ちなみに、最近のエアコンは『プレヒート』という霜取り前に室温が設定温度を下回らないよう事前に室温を上げておく機能が搭載されているものもあります」
まだまだ寒さが深まる今年の冬。
大雪が降る前後には室外機のことを思い出して、できる対策を行いましょう。
【参考】
※三菱電機 霧ヶ峰PR事務局
https://kyodonewsprwire.jp/release/202201125960