この製品の原料には、世界最大手のクリルオイル供給会社「Aker BioMarine」の日本法人である、アーケル・バイオマリン・ジャパン株式会社が販売するクリルオイルが使用されています。
サクラエビに似た動物プランクトンから抽出される天然の脂質原料で、
当社のクリルオイルは南極海に生息している南極クリルを使用しています。
世界一過酷といわれる環境で生き延びる生命力を持ち、南極の生態系全体を支える必要不可欠な存在。
私たち人間にとっても有用な栄養素が豊富に含まれている「オールインワン」な原料です。
(1) リン脂質
私たちの体を構成する上で最も重要な成分のひとつ。水と油両方を馴染ませる性質があるため、乳化しやすいという特徴を持ちます。クリルオイルはリン脂質を多く含むため、体内への吸収効率向上が期待できます。
(2) オメガ3脂肪酸(EPA・DHAなど)
魚やエビなどに豊富に含まれている栄養素で、私たちの体内で作ることが出来ないため、栄養学では健康のために意識して摂るべき必須脂肪酸として位置づけられています。心臓や目、肝臓、脳など、私たちの体にとって欠かせないもので、多くの健康効果が期待されています。
(3) コリン、レシチン(ホスファチジルコリン)
コリンは、アメリカでは妊娠期や授乳期の母親に重要な必栄養素として指定されており、細胞膜の主成分や、脳神経細胞の構成に欠かせない存在です。このコリンの前駆体とされているのがレシチン(ホスファチジルコリン)で、クリルオイルにも多く含まれています。
(4) アスタキサンチン
サケやいくら、エビなどに含まれる、強力な抗酸化力を持つ天然色素。クリルオイルのキレイな赤色はこのアスタキサンチンに由来し、オイルを酸化から守ります。
【クリルオイルがエシカルな理由】
南極の生態系を支えるクリルは、貴重な生物として知られており、世界一厳しい漁獲制限によって守られています。そのため当社は、南極クリル漁業が世界で最も持続可能であることを目指しています。
(1) 南極野生生物研究基金(AWR)を設立
南極の海洋生態系研究を促進するため、当社は、南極南太陽連合(ASOC)および世界自然保護基金ノルウェー(WWF-Norway)と連携し、南極野生生物研究基金(AWR)を設立しました。
この基金を通じて、南極の生態系を保護する研究や取組を行い、生物多様性の損失や資源不足など、世界的課題の克服を目指しています。
(2) 混獲を最小限に抑えるEco Harvesting(エコハーベスティング)技術
従来の漁獲方法ではトロール網を使用するため、魚やアザラシなど、意図しない生物を混獲してしまうという漁業の大きな課題があります。当社のクリルオイル原料である南極クリルは、環境に配慮された、Eco Harvesting(エコハーベスティング)という特殊な方法で漁獲されているため、特殊なホースで南極クリルだけを吸い上げる、エシカルな漁業を実現しています。
【くじらさんのクリルオイルについて】
株式会社一鶴堂が販売するクリルオイルサプリメントで、「食育と環境問題を考える」をテーマにしています。商品パッケージには、くじらのイラストが描かれ、またQRコードから「くじらさんのクリルオイル」に関する情報にアクセスが出来るようにするなど、子供から大人まで「食」や「環境問題」への興味関心を促進する工夫がされています。
(画像はプレスリリースより)
【参考】
※公式サイト
https://kujirasankrill.ikkakudo.co.jp/