この「感じている年齢」には、どうやら地域差があるようです。
主観なので、実年齢は同じでも実感年齢は個人で変わります。
サントリーウエルネス株式会社が発表した「実感年齢白書2022」によると、都道府県によって実感年齢に差があることがわかりました。自分が思う自分の年齢から、実際の年齢を引いた数字はいくつになるのかという数字の平均を都道府県ごとに調査。
すると、全国平均は-1.96歳に対し、実感年齢若さランキングの1位は和歌山県の-3.51歳、2位は高知県-2.81歳、3位は大阪府の-2.80歳と、西日本には実感年齢をより若く感じている人が多く集まっていることがわかりました。
それぞれの都道府県に住む人の特徴を比較すると、和歌山県民はココロとカラダの健康バランスが取れており、高知県民は友人と一緒に楽しむ時間が好きで、大阪府民は自分の個性を大切にしつつ「人との関わり」に対する関心が高いことが明らかになりました。
この調査結果に対し、京都橘大学健康科学部の児玉隆之教授は「1位和歌山県、2位高知県と、大都市ではなく地方都市であったことが興味深いポイントです。友人との時間やコミュニティの重要性が明らかになりました」とコメント。
実感年齢が若い秘訣は、自分が楽しくいられるコミュニティに属し、気を許せる友人と一緒にいられる時間がどのくらいあるかにかかっているようです。
たとえば、「好きな食べ物を我慢しない」など、何事も楽しむ工夫を取り入れてみたり、「小さな目標を立てて達成する」を繰り返して、自己肯定感を上げていったりという方法がおすすめです。
また、自分の外見に気を使いおしゃれをすることも大切。外出の予定が増えると、自然と髪型や服装を気に掛ける時間も増えます。
自分は実感年齢が実年齢と変わらない、実年齢より上だという人は、まず外出の予定を立ててみませんか。1人より、誰かと一緒だとおしゃれにも気合が入ります。
それから、ストイックにならずに楽しみながらできて、今日クリアできそうな「目標」をひとつ立ててみましょう。さっそく今日から、「実感年齢」若返り計画スタートです!
【参考】
※サントリーウエルネス株式会社
https://www.suntory-kenko.com/contents/aginglabo/jikkan_nenrei/hakusyo.aspx