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株式会社ダスキンは、20代〜60代の男女1,000人を対象にコロナ禍での衛生意識・衛生管理行動に関する実態調査を実施しました。
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具体的には「国内旅行」(70.1%)が最も高く、「外食・飲み会」(64.4%)、「実家への帰省」(54.4%)、「コンサート・ライブ」(36.8%)、「スポーツ観戦」(30.6%)の順となりました。
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コロナ収束が期待される2022年、感染対策をしっかり実施していることが外出先として選ばれる基準になりそうです。
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また、コロナ流行から緊急事態宣言が明けるまで(2020年4月〜2021年9月)と現在を比較すると、「変化なし」(52.9%)が最多で、「意識が高くなった」(43.9%)が続いています。
また外出先の場所ごとの衛生に対する不安度を聞くと、衛生に不安を感じる場所は、「スーパーマーケット・ショッピングモール」(52.2%)、「公共の交通機関」(51.2%)、「飲食店」(47.3%)順となりました。
外出意向も高まり、通勤など外出が求められる状況も増えつつある中、店舗や交通機関の衛生には依然として不安が感じられています。
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「アルコールなどを使って手すりやドアノブを消毒する際は、直接スプレーするのが効果的」(わからない:48.1%)、「エレベーターのボタンは指の第二関節で押すとコロナ感染予防に良い」(同44.1%)は4割以上が「わからない」と答えています。
また、その2項目については、誤答とわからないの割合を足すと、約8割近くにのぼることも明らかになりました。
東京医療保健大学 菅原教授によると、消毒スプレーは「シュッ」だけではダメ。清潔な布などで拭きとることが大事だそう。
また、エレベーターのボタンをどの指で押しても感染予防効果には違いはなく、触れたあとに必ず手洗い・消毒が必要とのことです。
ダスキンではコロナ禍で高まった衛生意識を受けて、抗菌・抗ウイルス加工を施した「吸塵・吸水マット」、空間清浄機「クリア空感」、「エアコンクリーニング」といった衛生・清掃関連商品やサービスへの相談や依頼が増加。
緊急事態宣言後に営業を再開する飲食店などからは、客席等への抗菌サービス施工の依頼も入っています。
コロナをきっかけに高まった衛生意識は、緊急事態宣言解除後も引き続き高い状態であり、2022年以降も外出と感染対策の両立が重要と考えられます。