その結果、6割以上の方が、使い始めのエアコンの嫌なニオイを感じていることが判明。
今回は、快適に梅雨時期や夏を過ごすために、使い始めのエアコンの嫌なニオイを簡単に軽減する方法をご紹介します。
エアコンを運転すると、室内の空気と一緒に壁やじゅうたん、家具、衣類など室内のあらゆるものに染み込んだニオイの成分がエアコン内部に吸い込まれます。
これが混ざることで悪臭になりエアコンの風のニオイとして出てきます。
また、例えば昨年の夏にエアコンを使用した際にできたカビが残り、今年の梅雨の時期を通じてさらに繁殖することで、エアコンをつけ始めたときにカビのニオイを感じることがあります。
①吹き出し口付近のカビを拭き取り、冷房運転してカビのニオイが軽減されたか、確認してください。
②①でも改善されない場合は、通風路の手が届かない場所やファンにカビが生えている可能性があるので、お買い上げの販売店またはメーカーの修理窓口に問い合わせて室内機の内部を洗浄してもらってください。
③カビが取り除かれたら「内部クリーン」を設定してください。
①エアコンに向かって消臭剤や抗菌剤などは吹きかけない
電子基板や室温を検出する等のセンサー部が故障することや熱交換器が腐食※(化学的作用により金属が劣化・損傷)して冷房の効き具合が悪くなるといった性能の悪化につながります。
②エアコン内部の洗浄を自分でしない
誤った洗浄剤の選定・使用方法で洗浄を行うと、樹脂部分の破損や水漏れなどの原因になります。
また洗浄剤が電気品やモーターに接触すると故障や発煙・発火の原因になります。
エアコン内部をキレイにしたい場合はお買い上げの販売店またはメーカーの修理窓口に依頼してください。
本格的な冷房シーズンになる前に、試運転をしてニオイの対処や正常運転の確認をしておきましょう。
【参考】
※三菱電機
https://www.MitsubishiElectric.co.jp/home/kirigamine/special/oshiete/