ゲストに現役保育士・育児アドバイザーの「てぃ先生」も登場した、『つくっ手たべ手プロジェクト』公開発表会をレポートします。
また、半数以上が「子供が食事を楽しめていないと思った経験がある」と回答。さらに、6割以上が生活様式の変化で「自然と触れ合う機会が減ったと思う」と回答しました。
こういった結果から、ステイホームなどの影響が子供の食事に対しての心理的負担や様々な体験機会の妨げになってしまっていると考えられます。
てい先生は、「大変素晴らしいプロジェクトだと思います。安心安全に食べ物を口に運ぶという準備というものに、これからの時代は配慮が必要だと思います」とコメント。
長谷川さんも、「外に出て色々体験することが、やりたいけどやれないという状況で、除菌する行為なども必要な中、こういったプロジェクトが世の中に出ていくことはとても良いことだと思いました」と語りました。
「昔からなかなか子供って本物に触れる機会が少なく、今の社会情勢でさらに減ってしまっているという状況。本当は触れられる機会を与えたくても今の情勢でできない。
ちょっと前だと、保育園などでも、子供たちがレタスなどをちぎってサラダをつくっていたりしたが、今ではできない状況です」
長谷川さん:
「実際に2歳の子供がいるのですが、今の情勢の中で、どうしても、なかなか外で遊ぶことができない。
自宅にいることのストレスが私自身にも蓄積して、子供や家族に伝わってしまって悪循環になってしまうことがありました」
「やっぱり食事はただ食べるだけでなくて、誰かと会話をしながらコミュニケーションを取りながらするのが本来だと思います。
味覚は食事でしか育たないので、こういったプロジェクトなどを通した食育体験で、基盤となる能力をつくってほしいと思います」
長谷川さん:
「食育体験を通して、その地域の自然や文化も一緒に学べると思います。あと、自分で作ることによって、食の安全性なども学べると思いますので、大事にしていきたいです」
フマキラー 菅谷さん:
「実際にこのプロジェクトをやってみて一番印象的だったのは“子供たちの笑顔”でした。命の大切さや、本物に触るなど色々な経験をして成長が見えるなど、色々と感想もいただきました。
こういった食育体験を通して子供の成長を企業としてサポートできることは、とても有意義だと改めて思いました」
最後に「つくっ手たべ手プロジェクト」が目指す未来について、フマキラー 菅谷さんは、「このプロジェクトは短期的なものではなく、中長期でやっていきたい」と意気込みを語りました。
子供たちの食育体験の機会を取り戻すべく、展開される「つくっ手たべ手プロジェクト」。
今後の活動に要注目です。
【参考】
※つくっ手たべ手プロジェクト特設サイト
https://fumakilla.jp/tsukuttetabete/
※食育・子供との食卓に関する調査結果
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000100613.html