糖質制限ダイエットで肉をメインに食べたり、ちょっとした贅沢でおいしい肉を食べたりなど、肉料理は私たちの食生活に欠かせない身近な存在です。
そんな肉料理の世界に新たな流れが。希少な豚ヒレ肉=「豚肉のシャトーブリアン」が、いま注目を集めています。
食トレンドに詳しい商品ジャーナリストの北村森さんに、希少な豚ヒレ肉=「豚肉のシャトーブリアン」に注目が集まっている背景について話をうかがいました。「最近は日々のちょっとした贅沢やごほうびとして上質な肉を食べる習慣が根付き、肉質にこだわる意識が一般化しつつある」と北村さん。さらに、飼育環境や飼料を重視した銘柄豚が注目を集めており、豚肉の地位が向上しているとも語りました。
それだけでなく、肉の「部位」にまでこだわる人も増えてきたため、豚ヒレ肉をさらに超える価値を持った部位=豚肉のシャトーブリアンに注目が集まるのは必然的な流れだと考えられます。
こうした潮流を先取りして、豚肉のシャトーブリアンは、今年11月にとんかつ専門チェーン店でも「フィレブリアン」として商品化されています。
近年の食のスタイルは「ヘルシーさとおいしさを兼ね備えたものを上手に選択する」。脂肪分が低い赤身のヒレ部位でありながら、やわらかくジューシーな味わいの「フィレブリアン」は、こうした潮流にぴったりと合致します。
さらに、身の丈にあわないほどの贅沢ではないけれどもしっかりと満足が得られる「ほどよいプレミアム感」を望む消費者が増加。「フィレブリアン」には、まさにこの「ほどよいプレミアム感」を満たす食材なのです。
「肉料理を食べるときに、部位にこだわることはありますか?」という質問をすると、75%が「ある」と回答。さらに、「肉料理を食べるときには、質が高いものを選びたいと思いますか?」という質問でも、86%が「とてもそう思う/そう思うことがある」と答え、大多数が質を重視することが明らかになりました。
そこで、今回のテーマである「フィレブリアン(豚肉のシャトーブリアン)」について説明をしたうえで、食べてみたいと思うかを聞くと、実に80%が「そう思う」と答え、多くの人から注目を集めました。
「フィレブリアン」は、豚ヒレ肉の中でも特に肉質がよく、1頭から約2食分しか取れない極めて希少な部位です。まずはそのままで肉本来の旨み・やわらかさを味わい、さらに旨みが引き立つ塩でいただくのがおすすめです。
ちょっとしたごほうびや特別な日の食事に、とんかつ新宿さぼてんのフィレブリアンを試してみてはいかがでしょうか。
【参考】
※「フィレブリアン」紹介ページ
https://shinjuku-saboten.com/fillet-brilliant/