「アウトドアとは？」と聞かれて、車中泊をイメージする人は少ないかもしれません。
しかし、昨今バンライフとして車中泊が注目されています。今回は、安心して車中泊を楽しめるRVパークについてご紹介します。オススメのRVパーク情報もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
車中泊だってアウトドア？！
アウトドアと聞いてイメージするのは、キャンプだったりハイキングだったり、外で過ごす物が多いですよね。実は、あまりアウトドアというイメージは無いかもしれませんが、車中泊でも立派なアウトドアです。
外での寝泊まりは不安だけどキャンプには興味がある。設営は面倒だけど、少しでも多く外で過ごしたいという思いのある人は、ぜひ車中泊から初めてみてはいかがでしょうか？今回は、 車中泊のメリットデメリットと車中泊に便利なEVパークについてご紹介 します。
車中泊のメリット
設営撤収が楽にできる
車中泊と割り切っておけばテントの設営が必要ありません。タープも車に付けられるものにすれば、手軽に設営できるので、 設営と撤収がキャンプよりも楽にできるというメリット があります。
夜も安心感がある
キャンプ場でのテントでの宿泊だと、布一枚しか外と隔てる物が無いので安心感に欠けますが、車ならばテントよりも頑丈ですし、 鍵をかけて就寝することができるので安心感があります よね。
悪天候でも安心
風や雨が強い日だと、テントやタープを設営していると不安がありますが、車中泊で車を利用すれば、安心感があります。我が家でも、 キャンプ中に悪天候になると、テントを諦めて車中泊に変更することもあります 。車中は安心できる避難場所でもあるので、車中泊ならなおのこと、安心感があります。
車中泊のデメリット
対策をしないと外から丸見え
車には窓が多いので カーテンやサンシェードなどを使用して、外からの目線を遮る必要があります 。特に女性など着替えが必要な場合は見落としがあると、外から見えてしまうなど不用心なので、注意して車中泊をする必要があります。これは車中泊のデメリットと言えそうですね。
寝にくい場合もある
元々宿泊用になっていない普通の車ですと、ミニバンなどの大きめの車でも意外と狭かったり、座席をフルフラットで使用してもでこぼこしていたりと、なかなか寝心地が良いとは言えなかったりします。このデメリットをカバーするには 車中泊用のマットを用意することが重要 です。 しっかりと厚みのあるマットを使用して寝れば、でこぼこは大きく軽減される ので、しっかりと検討してマットを用意しておきましょう。
夏は熱中症に注意が必要
道の駅の駐車場にはありがちなのですが、他の車への配慮のためにアイドリングストップを義務付けている場所もあります。しかし、夏場は夜でも車内温度は高温になりがちです。ぜひ注意をして、車中泊をしましょう。夏場は車中泊を避けるのが無難ですが、どうしても必要な場合は、 エンジンをつけたままでも大丈夫な駐車場を探して宿泊するようにしてください ね。
RVパークのすすめ
RVパークとは？
RVパークとは「快適に安心して車中泊できる場所」として 日本RV協会公認している車中泊施設 です。車中泊をメインの目的として利用できる施設なので、RVパークを利用すれば、安心して車中泊を楽しむことが可能です。
どこにあるの？
RVパークという言葉は聞きなれないかもしれませんが、北は北海道から南は沖縄まで、 全国47都道府県に282施設ある ので、どこにでもあるというのが正しいところです。旅行に行きたいけれど、ホテルに宿泊するのはお金がかかると悩んでいる場合には車中泊がオススメです。全国どこにでもあるので、旅先に合わせて近くのRVパークを利用するのも便利そうですね。
何ができるの？
ゆったりとした駐車スペースがあり、24時間利用可能なトイレがあるので安心して車中泊ができます 。また、入浴施設が近隣にあるのがRVパーク認定の条件になっているので、入浴にも困りません。自分のスペース内であれば、車外にイスとテーブルを持ち出すこともできるので、アウトドアも堪能できます。
どうやって利用するの？
基本的には予約不要で利用可能ですが、RVパークによっては、予約が必要な場合もあります。利用しようとしているRVパークがどのようなシステムになっているか、事前に確認しておくことをオススメします。現地に着いたら受付をして、利用するRVパークのルール等をしっかりと確認します。あとは、 自由に車中泊を楽しむだけ！ 簡単に利用できますね。
オススメEVパーク3選
RVパークメイズムランド（茨城県北茨城市）
グランピングヴィレッジIBARAKI内にあるRVパークです。施設内には、グランピング場のほか、温泉施設や日帰りBBQを楽しめる施設もあるので、 車中泊の疲れを癒しつつアウトドア料理を堪能することも可能 です。また海沿いにあるので、絶景を楽しみつつ過ごせるのも嬉しいポイント。日中は本館のトイレを使用することができるので、衛生的で安心して利用可能です。
RVパークホテル・フロラシオン那須（栃木県那須郡）
リゾート地として有名な那須にある高級リゾートホテルの駐車場もRVパークとして利用することが可能です。隣接しているホテル内の施設を優待価格で利用可能なので、ホテルに宿泊しなくても、 格安でホテルのサービスを堪能することができるのが嬉しいポイント。 ホテルの美味しい食事や温泉を、ぜひ堪能してみてくださいね。
RVパーク東京よみうりランド（東京都稲城市）
東京にあるよみうりランドの駐車場内にあるRVパークです。こちらを利用すれば遊園地や植物園を楽しむこともできるので、子供連れでも費用を抑えつつ満喫することができます。夏はプールも楽しめますし、近隣に温泉施設もあるので、ここを拠点に何日でも楽しめちゃいそうですね。RVパークを利用すると、よみうりランド遊園地入園無料や新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI」の入園無料という特典があります。
よみうりランド内の駐車場を利用しているので、 夏休み中などのハイシーズンは利用できない場合があります 。事前に確認してから出かけてくださいね。
RVパークを利用してバンライフを楽しもう
今回は車中泊に便利なRVパークを紹介しました。車中泊は、馴染みがなく不安があるかもしれません。しかし、家を持たず自由気ままなバンライフを楽しんでいる人も多くいます。どのようなものか試してみようという軽い気持ちで始めてみても、RVパークなら安心して楽しむことができるので、ぜひ一度、 気になるRVパークに足を運んでみてください ね。
出典・参考
七瀬透
余暇プランナー
普段は文章を書いているか外にいることが多い、子連れキャンパー兼ライターです。 ヨガインストラクターの資格も持ち「アウトドア・旅行・ヨガ」を中心にライターをしています。 幼い頃から、両親に連れられキャンプを楽しんでおり、キャンパー歴と人生の長さはほぼ同じ！ キャンプを中心に、アウトドアを思いっきり楽しむ情報をたくさんお伝えできれば嬉しいです。
大谷翔平・野球ニュース