「みつろうラップ」をご存じでしょうか。
見た目はただの布のようですが、ラップのように使うことができます。繰り返し使えてゴミも減らせ、環境にもとってもやさしい!
お店で見かけることは少ないですが、アイロンさえあればお家で簡単に作ることができます。材料もとてもシンプル。
この記事では、かわいいみつろうラップの作り方と使い方をご紹介します。
みつろうラップとは
みつろうラップ は、布にみつろうや植物性オイルなどをしみ込ませた エコラップ です。洗って何度も繰り返し使うことができるので、地球にもやさしいエコラップ。
器にかぶせて手で温めるとやわらかくなり、ぴたっとふたをしてくれます。食べ物をそのままくるむことも。
布で作るので、色やデザインも様々。見た目もかわいく、とってもおしゃれです。
お気に入りの布で自分だけのみつろうラップを作ってみましょう。
準備するもの
- みつろう
- 好きな布
- クッキングシート
- 新聞紙
- アイロンとアイロン台
今回はホットプレートを使いますが、アイロンで作ることもできます。
みつろう
みつろうはみつばちの巣からとれる「ろう」です。
Amazonや楽天市場などのネット通販で買うことができます。
好きな布
布は100均などで売っているハギレでも作れます。厚い布ではラップとして使いにくいので薄目の布がオススメです。
20×20㎝くらいがおちゃわんなどにもぴったり。ラップしたいものに合わせて大き目や小さめのものを作れます。
最初は3枚くらい作って使いまわしできるようにしましょう。
作り方
布を好きな大きさにカットする
アイロン台の上に新聞紙、クッキングシート、布の順番にのせる
布の上にみつろうをのせてクッキングシートをもう1枚重ねる
中温くらいのアイロンでみつを溶かす。はじめはアイロンを動かさずじっくり!
溶け始めたら布全体にまんべんなく広げる。端までしっかりしみ込ませる。
クッキングシートをはがして少し乾かせば完成!
みつろうラップ・おすすめの使い方3つ
できあがったら使ってみましょう。使い方はとっても簡単。
手で器の形に押し付けると、手の温かさでラップがやわらかくなります。ピタッとくっついたら、冷蔵庫へ。
汚れたら水洗いして、干して乾かします。
繰り返し使っているとみつが割れてきます。ボロボロになってきたら、みつろうを足してもう一度コーティングしてあげれば大丈夫。半永久的に使えるのでとってもエコ。
みつろうラップの使い方は他にもいろいろ。おしゃれでかわいい使い方を3つご紹介します。
- お弁当用のカップとして使う
- ビンのふたとして使う
- お皿の代わりに使う
お弁当用のカップとして使う
お弁当におかずを入れるときに使うカップ。使い捨てはもったいないですね。シリコンカップもいいですが、みつろうラップでも簡単につくれます。
丸いみつろうラップをカップの形に丸めるだけ。丸がなければ小さめの四角でも作れます。おかずを入れてお弁当に入れればとてもおしゃれに。
おにぎりやパンは大きめのみつろうラップで包むだけで持ち運べます。
ビンのふたとして使う
ビンのふたが汚れている時やふたがない時もみつろうラップをかぶせるだけ。
しっかり封をしたい時はゴムやリボンでしばっておきましょう。ふたの上からかぶせてもかわいいです。ジャムなどを作っていれたビンにかぶせると雰囲気が変わります。
お皿の代わりに使う
パーティやちょっとおしゃれな食事の時にも活躍します。
紙皿や大皿の代わりに大きめに作ったみつろうラップをしくだけ。サイズもデザインもその場の雰囲気に合わせて作ることができます。
洗って再利用できるので、何度でも楽しめます。
みつろうラップでおしゃれにエコな生活を!
エコでオシャレなみつろうラップ。サイズもデザインも使い方も選べるとても便利なグッズです。
大きめに作ってカットすることもできるので、最初は大きめに作っても大丈夫。お好みの布で、自分らしさを表現してみましょう。
使うシーンに合わせて作ってみても楽しいですね。
地球環境にやさしい生活の第一歩。楽しくスタートしてください。
cocohouse.m
余暇プランナー
ハンドメイド作家歴9年。 イラストを描くことが好きで、オリジナルイラストを使ったグッズやワークショップをしています。minneとCreemaを中心にネット販売も数年前から始めました。多くのお客様に作品をお届けできていることをうれしく思っています。県内のイベントにも年10回ほど出店しています。ハンドメイド販売の楽しさやポイントなどをお伝えできたらと思っています。