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【ハンドメイド】リボンで薔薇を刺繍しよう!作り方5選とポイントをご紹介


今回の記事では、リボン刺繍の主役とも言える「薔薇の花」の刺し方をご紹介します。

薔薇の刺繍は難しそうに見えますが、実は簡単! 今回は、そんな薔薇の刺繍の刺し方と綺麗に刺すためのポイントを写真付きで解説します。

ふんわり可愛い薔薇の花を、リボンを使って刺してみましょう♡

リボンで薔薇を作ってみよう

リボン刺繍を始めた人が最初に憧れるのは、やっぱりお花の刺繍。なかでも 優雅でロマンティックな薔薇の花は、作品のなかでもいちばん目立つ主役級の存在です。 基本のステッチを組み合わせて作ることができるマーガレットやスズランの花とは違い、薔薇を刺すための専用のステッチまで用意されています。

そこで今回は、薔薇の作り方としてもっともポピュラーな 「スパイダーウェブローズステッチ」 のほかに、さまざまな種類の薔薇の作り方をご紹介します。一見凄く難しそうに見える薔薇の刺繍ですが、刺し方さえ覚えてしまえば誰でも簡単に刺すことができるんです。

ただ、綺麗に刺すためにはやっぱり練習も必要。刺すときのポイントもお伝えするので、練習の参考にしてみてくださいね。

それでは、 憧れの薔薇の花を、早速リボンで刺してみましょう!

準備するもの

リボンで薔薇を刺すために用意して欲しいものはこの5つ!

  • リボン刺繍針
  • リボン
  • 布(木綿、リネンなど)
  • 刺繍枠(必要であれば)
  • ハサミ

詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。

https://www.veltra.com/jp/yokka/article/ribbon-embroidery-beginners/?sid=1554

リボンの薔薇の作り方5選

薔薇の花を刺すためのステッチを5つご紹介します。

スパイダーウェブローズステッチ

「スパイダーウェブローズステッチ」 は、もっともポピュラーな薔薇のステッチです。刺繍糸で土台となるステッチを蜘蛛の糸(スパイダーウェブ)のように刺してからリボンを巻き付けることから、この名前が付きました。

① 刺したいリボンの色と似たような色の刺繍糸で土台を作ります。このとき、必ず奇数で刺すようにしてください。今回は5本の土台を刺しました。

② 中心裏からリボンを刺し、リボンによりをかけながら土台の糸を上下交互にくぐらせていきます。

③ 完成です!

ギャザードローズステッチ

ぐし縫いしたリボンを引っ張ることでギャザーを作り、それをお花の形に縫い留めていく 「ギャザードローズステッチ」 は、他のステッチとは少し雰囲気が異なるので、同じ薔薇を刺すときでもアクセントとして使うことができますよ。

① 図案の中心からリボンと刺繍糸を出します。

② リボンを刺繍糸で細かく(3mmほど)ぐし縫いしていきます。リボン20cm分くらい縫っていきましょう。

③ 刺繍糸を引っ張ってギャザーを寄せたら、刺繍糸で花の中心部分を縫い留め、固定します。リボンを裏で玉留めしましょう。

④ 薔薇の形を整え、崩れてしまわないよう刺繍糸で目立たないように縫い留めたら完成です。

アコーディオンステッチ

「アコーディオンローズステッチ」 は、その名の通りリボンをアコーディオンの蛇腹のように折りたたんで刺すステッチです。小ぶりで愛らしい薔薇の花を作ることができます。

① 裏からリボンを出し、出したところから5cmほどのところでリボンを針に巻き付けます。

② そのまま針でリボン5cm分をぐし縫いします。

③ 最初に針を出した穴の側に針を落とし、引き締めます。

④ 形を整えたら完成です。

ストレートステッチローズ

ストレートステッチを応用して薔薇の花のように見せるテクニックが、 「ストレートステッチローズ」 です。

① 三角形にストレートステッチを刺します。

② そのまま、三角形の中央にフレンチノットステッチ(1回巻き)を刺し、裏で処理します。

③ 三角形の頂点を結んだ位置からリボンを出し、一針縫います。

④ 先ほど刺したリボンの脇から針を出します。このとき、刺したリボンの長さの半分より少し短いくらいのところから針を出しましょう。

⑤ これを繰り返し、最初に刺した三角形の周りを刺していきます。三角形を6〜7本のリボンで包むイメージです。

⑥ 刺し終わりは、最初に針を出した穴よりも少し内側に刺します。これで完成です。

ウィップドストレートステッチローズ

「ウィップドストレートステッチローズ」 は、フレンチノットステッチの周りにねじったリボンを刺すことで薔薇の花のように見せる刺し方です。

① フレンチノットステッチ(1回巻き)を4つ刺します。

② フレンチノットステッチに沿うように、ストレートステッチを刺します。後から全部で4本刺すので、バランスに気をつけましょう。

③ 先ほど刺したストレートステッチを、別のリボンでぐるぐると巻いていきます。

④ これを4回繰り返し、最初に刺したフレンチノットステッチの周りが埋まったら完成です。

綺麗な薔薇を刺すためのポイント

薔薇の刺し方にはたくさんの種類があるということが分かっていただけたと思います。最後に、 綺麗な薔薇を刺すために気をつけたいポイントを3つお伝えします。

リボンがよれないように気をつける

リボン刺繍で気をつけたいのは、必要のない場面でリボンがよれてしまうことです。 リボンによりをかけるのがポイントとなるスパイダーウェブローズステッチなどは別ですが、アコーディオンステッチやストレートステッチローズでリボンがぐるぐるとねじれてしまっていると、グチャっとした仕上がりになってしまいます。

ひと針ひと針を丁寧に刺すことを心がけ、美しい薔薇を目指しましょう。

リボンを強く引きすぎない

リボン刺繍でいちばん難しいと言われるのが、力の入れ加減。 緩すぎると全体が締まりのない印象になってしまいますが、強く引きすぎると玉留めが抜けてしまったり、リボンが細い糸のように見えてしまったりします。

薔薇を刺すときも同様で、リボンを強く引きすぎることでバランスが崩れ、縮こまったような花の形になってしまいます。 リボン刺繍のふんわりとした質感を失くしてしまわないように、ちょうど良い力加減で刺すようにしましょう。

全体のバランスを見て臨機応変に刺す

薔薇は丸い図案に沿って刺していきますが、図案通りに刺したからといって完璧な薔薇が仕上がるわけではありません。リボンの引き加減やよりのかけかたによっては、厚みの出るところにも差が出ますし、花びらの形も必ずしも均一になるわけではありません。図案に沿って刺すのももちろん大切ですが、そこにこだわりすぎずに、 花全体のバランスを見ながら形を整えるようにして刺していきましょう。

リボンの薔薇を咲かせましょう

リボン刺繍の薔薇は、今回ご紹介したもの以外にもたくさんの刺し方があります。また、刺すリボンや色の組み合わせ方によってさまざまな表情の花を作ることができますよ。

この記事を参考に、ぜひ 自分だけのリボンの薔薇を咲かせてみてくださいね。


karin

余暇プランナー

針仕事をしながらお茶を飲むのが日々の癒し。 ビーズやスパンコールでキラキラなフランスのオートクチュール刺繍に魅せられて、そこからリボン刺繍やフランス刺繍にも手を出し…、手芸用品を見るとついつい財布の紐が緩んでしまうのが悩みの今日この頃。 不器用でも初心者でもハンドメイドを楽しめる、そんな記事を発信していきたいと思っております!

【ハンドメイド】リボンで薔薇を刺繍しよう!作り方5選とポイントをご紹介

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