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【ガーデニング】夏の暑さに強い!ジニアの育て方や花言葉などご紹介


夏の花壇を彩ってくれるジニアは、開花時期が長く丈夫でガーデニング初心者でも簡単に育てられます。

可愛らしい花は、カラーバリエーション豊富で咲き方も豊富でお気に入りを探すのも楽しいですよ。花背も高くならないので寄せ植えにも使いやすくなっています。

この記事では、ジニアの花言葉からガーデニング初心者でもわかりやすい育て方をご紹介しますね。

寄せ植えにも使いやすく初心者でも育てやすいジニアとは

ガーデニング初心者に特におすすめなのがジニアです。ジニアは暑さに強いのはもちろんですが、病害虫に強く寄せ植えに使いやすい花ですよ。 ウリ科の植物と一緒に植えると土壌が綺麗になるので、コンパニオンプランツとしても使えます。

キク科ヒャクニチソウ属の一年草 です。 原産国は南北アメリカで15種類あります。 ジニアの 別名はヒャクニチソウ で、 開花時期が長く5月〜10月頃まで長く咲く ことから属名と名前の由来になりました。 花色はピンク、赤、黄色、オレンジ、白、緑、複色 に落ちついたシックなカラーまで多種多様です。 咲き方も八重咲きやカクタス咲き、ポンポン咲きなどバリエーションが豊富 なので、どのタイプのジニアを植えるか迷ってしまいますね。

ジニアの花言葉

カラフルで可愛らしいジニアですが、花言葉は 不在の友を想う、古き良き時代、いつまでも変わらない心、注意を怠るな、幸福、絆 など花言葉も多くついています。変わらず咲き続ける姿が由来になったようですよ。幸福や絆は ブラジルでは幸福の花 とされていて、お祭りごとによく使われています。元気でカラフルなジニアにぴったりですね。

注意を怠るなは一見怖い感じに取られそうですが、開花時期が長いとほっておいても大丈夫と慢心し、病害虫の被害に合っていても気が付かないことから、この花言葉が付いたようですね。戒めのために仕事用の机に飾ってもいいかもしれないです。

ジニアの育て方

暑さに負けず元気に花を咲かせてくれるジニアは、手をかけてあげると大きく育って花もちがよくなりますよ。可愛らしい花は見ているだけで元気をもらえますね。ジニアは育て方のコツがないくらい、ガーデニング初心者でも育てやすいのですが、同じ場所に何度も植えてしまうと連作障害を起こしてしまうので注意が必要です。ジニアの育て方から増やし方まで詳しく説明しますね。

置き場所

ジニアは 日当たりが良い場所と風通しが良い場所を好みます。 日当たりが悪い場所で管理してしまうと、ひょろひょろと間延びしてしまい元気に育ちません。最低でも 6時間ほどの日照時間が必要 です。鉢植えの場合は、当たらない軒下で管理しましょう。ちなみにジニアは、 明るさが足らないと感じると花を閉じてしまう面白い性質 があるので分かりやすいですよ。

地植えの場合は、雨が降った時に泥が葉に付きやすいので、マルチングをしてカバーしてあげると病気やカビの心配が減りますよ。

水やり

ジニアは乾燥に強くなっていますが 乾燥しすぎると、花が小さくなってしまいます。 蒸れに少し弱い性質を持っているので頻繫に水やりするのは気を付けましょう。

水やりの目安は、 鉢の土が乾いたら鉢底から水が出るくらいたっぷりと 水やりして、メリハリを付けるとよいですよ。ジニアは 水が欲しいときは、葉や茎が萎れてだらしない印象に なるので、初心者でも分かりやすいです。

地植えの場合は雨に任せて大丈夫ですが、日照りが続くようなら水やりします。

使う土と肥料

基本的にジニアは土壌の影響をあまり受けない強い性質を持っているので、土をあまり選ばないですね。 水はけと通気性がよく適度に保水性がよい土だと元気に育ってくれます。 自分で土を配合するときは、 市販の花や野菜の培養土7、腐葉土2、牛ふん堆肥1の割合で混ぜる とよいでしょう。鉢植えの場合は、培養土だけでも育ちますよ。

ジニアに使う肥料は植え付けの時に 元肥として、マグアンプなどの緩効性肥料を土に混ぜておきます。 つぼみが付き始めたら、液体肥料を10日に一回与えます。アンプル型の肥料の場合は月に1回ほど土に刺しておきます。

植え付け時期や種まき時期

ジニアを植え付けるのに最適な時期は、 5月〜7月で気温が20℃以上で安定している時期 に植えつけましょう。ジニアは直根性を持っているので根がまっすぐ伸びていきます。なので、 何度も植え替えをして根が傷つくのを嫌うので気をつけてください。

4月中旬~5月に種まきをします。気温が20℃~25℃で発芽 しやすくなるので、花壇やプランターなどに土を入れて種をまくと 5日~7日で発芽 してぐんぐん成長していきますよ。ジニアの種は細長くほかの花より大きくなっているので種まきしやすくなっています。

ジニアの増やし方

種まきのほかにも、ジニアは 挿し木 で簡単に増やすことができます。やり方は春か秋に先端を6cm~10cmほどカットして、市販の培養土にカットした挿し木を土に挿して半日陰で管理するだけです。挿し木の本場が動き出したら、一回り大きな鉢に植え替えて徐々に日向に移してよく日光に当てましょう。乾燥させないようにこまめに水やりします。

ジニアに付きやすい病害虫

ジニアは丈夫で育てやすいですが、病害虫の被害にあってしまうことがしばしばあります。暖かくなると アブラムシやハダニ が付きやすいので植え付けの時に、オルトランを土に混ぜておくとよいですよ。アブラムシを放置してしまうと、うどんこ病など厄介な病気を媒介してしまうので早めに駆除をします。

土壌に含まれる菌が原因で、ジニアが枯れてしまうことがあります。 立枯病 といって水はけが悪いとかかりやすくなっているので、 枯れてしまった部分は取り除き水はけのよい土壌に改善しましょう。

丈夫で育てやすいジニアを育ててみませんか

夏の花壇の定番のジニアは、種類が豊富で寄せ植えにも使いやすくなっていますね。普段何気なく育てていましたが、コンパニオンプランツとして使えるのは知らなかったです。ウリ科の野菜を育てるときに活躍してくれますよ。ジニアは連作障害を起こしやすいので、同じ場所には植えないようにしましょう。水はけには気をつけて育ててあげたいですね。

夏の暑さに強いので、これからの時期にぴったりです。本当に育てやすいのでぜひジニアを育ててみてくださいね。


椎名淳美

余暇プランナー

園芸店で1つのサボテンに出会ってから、多肉植物の魅力にどっぷりハマってしまった茨城在住の主婦です。 多肉植物を育て始めて4年目を迎え、気が付いたら150種類以上の多肉植物と暮らしています。 季節ごとに違う姿を見せてくれる多肉植物に癒されますよ。 今まで育てた経験を生かし、多肉植物の魅力をお伝え出来たらいいなと思い、植物系ライターを始めました。多肉植物の育て方や寄せ植えの仕方、トラブルの対処方法について執筆していきたいと思います。

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