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奥深きタープの世界!非自立型タープの選び方やおすすめのメーカー


キャンパーの必須アイテム、タープ。リビングとして利用されることが多いタープですが、タープを張る目的は主に「日焼け」「雨避け」です。

今回は、非自立型のタープにスポットを当てて、選び方などをまとめてみました。

タープの種類

持ち運べる屋根、タープ。キャンパーで持っていない人はいないんじゃないか?というほど必須のキャンプアイテムです。

タープは、屋根である「布」と柱になる「ポール」を細いロープとペグ(杭)で固定することで構築されます。

寝室として利用するテントに対して、タープの下にテーブルやイスを置いて、食事をしたり団欒したりするリビングとして利用されることが多いです。

販売されているタープの種類は大きく分けて、 自立型と非自立型 があります。

自立型はワンアクションで設営できるような取り扱いの簡単さが特徴です。

(自立型のタープについては、他の記事でくわしく解説されていますので、ぜひご覧ください。)

非自立型はワンアクションでは張れませんが、自立型に比べ軽さやコンパクトさ、アレンジのしやすさが特徴。

今回は 非自立型のタープにスポットを当てて、その選び方をまとめてみました。

タープを張る目的は「日除け」がメイン!選び方をご紹介

アウトドアでほぼ必須と言えるタープですが、市場に売り出されている製品は数多く、形状や機能もさまざま。

初心者の方は特に、どれを選べばいいのか迷ってしまうのも無理はありません。そんな方は、まず目的から確認していくと選びやすくなります。

タープを張る目的は、日除けや雨除けがメイン。

とくに 紫外線は肌に有害 なので、どんなシーンでも気にした方がいいものです。アウトドアで長く過ごすのがキャンプですから、紫外線や雨から身を守ることが大事になってきます。

具体的にキャンプでタープが活躍しそうな場面は、下記のようなものがあります。

  • 雨よけとして
    • 急な夕立
    • 雨や雪の日に積極的にキャンプしたい人
  • 日よけ
    • 木陰がないサイト
    • 日差しが強く暑い日
    • 曇りの日でも紫外線が強い日
  • 風よけしたい場面
    • 寒い日で、風が強く冷たいとき

このような状況はアウトドアではよくあります。とくに 紫外線は程度の差はあれど、どんな天候・季節でも降り注いでいる らしいです。

基本的な防水性や耐久性は備えたうえで、太陽光を防ぐ機能をより重視して選ぶことが大事です。

結論からいうと、 「UVカット加工」と「遮熱コーティング」が施されたタープがオススメ です。「色」や「形状」でも変わってくるので、確認したほうがいいでしょう。ひとつずつ要素を見ていきます。

UVカット加工

UltraVioletの略で、UVのUVカット加工は、その名の通り紫外線をカットする加工のことです。

タープには必須の加工といえるでしょう。実際、多くのタープがUVカット加工をしています。

紫外線は日焼けや皮膚がんの原因になりうる太陽光線。浴び続けると皮膚が老化することも知られています。

厄介なのは、ガンガンに照りつける真夏の晴れた日のみでなく、 曇りや冬にも紫外線は降り注いでいる ことです。

木陰のサイトでなければ、 タープはつねに張った方がいい でしょう。

UVカット加工で誤解されがちですが、 紫外線以外の光(可視光線)と赤外線はカットされません。

UVカット加工されていても、眩しい光や熱は遮れないのです。眩しさや暑さを減らすカギは、「遮熱コーティング」と「色」です。次で詳しく見てみます。

遮熱コーティング

遮熱コーティングされているタープは最近になって発売されるようになりました。

暑さを軽減する加工として、かなり有効だと思います。私も実際に使っていますが、気温が高く日差しが強い日でもタープ下は快適です。

詳しい理屈は私もいまいちわかっていないのですが、 遮熱コーティングすることで太陽光の輻射熱を反射し、タープの下に熱を伝えない そうです。

メーカーが公表しているテストを見るとかなり効果があり、他の方のレビューなどでもポジティブな意見が多いので、間違いないでしょう。

タープ生地の色

タープを何色にするかで、遮光性や熱の吸収性が変わってきます。

基本的に色が濃いほど、光を吸収し眩しさを抑えてくれます。ただし、吸収した光が熱エネルギーになってしまうので、タープ自体が熱くなりやすいというデメリットもあります。

眩しさを抑えたいのであれば、濃い色がオススメですが、 暑さを考慮するならば、薄い色がいい でしょう。

タープ生地の形状

形状は好みでいいと思いますが、 個人的に好きなのは正方形のスクエアや長方形のレクタ です。影ができる範囲が多く、連結のしやすさ、折りたたみやすさが強みですね。六角形のヘキサは形がカッコイイです!

影の範囲は比較すると少し狭くなるのですが、 風を受け流すので耐風性が高い といえるでしょう。連結したりするのは少し苦手な印象で、折りたたむのにも少しコツがいりそうです。

タープはメーカーで選ぼう

ほとんどのタープはUVカット加工されていますが、「遮熱コーティング」が施されたタープは、そこまで多くありません。

今回は、メーカーをカテゴリ分けして、4人以上の家族向けの商品をいくつかピックアップしてみました。

老舗メーカーは高価だが、品質もその分高い。長く使い込みたい人向け

◆◆ ロゴス:ソーラーブロック ヘキサタープセット M-BB ◆◆

ロゴスは日本の老舗アウトドアブランド。 UVカット率99.9%、遮光率100%という脅威のスペック で、確実にタープ下を快適に涼しくします。少し高価ですが、耐久性や耐水性、難燃性も十分なので、長く愛着を持って使える一品。アフターサービスも万全。

◆◆ スノーピーク:HDタープ“シールド”・ヘキサ(M)◆◆

スノーピークは国産の老舗キャンプ用品メーカー。比較すると正直とても高価ですが、品質はピカイチ。このHDタープ“シールド”・ヘキサは、裏地に 遮光ピグメントPU加工 が施されており、より遮熱性が高くなっています。

基本スペックは総じて高く、 細かいところまで作りこまれています 。こちらも愛着をもって長く使える製品です。

中国メーカーは安価だが、耐久性やアフターサービスなどに不安あり。コスパ重視。

◆◆ ユニジア:防水タープ ◆◆

かなり安いですが、レビューの評価が悪くないタープです。UVカット加工や遮熱コーティングがされており、他のスペックも必要なものは備えています。Youtubeなどでもインフルエンサーなどにレビューされていますが、「 高コスパ 」という評価が多いですね。

ただし、こういった日本に拠点がないメーカーは アフターサービスに不安 は残ります。安価なので消耗品という考え方で購入するのがいいのではないでしょうか。

国内の新規参入メーカーは安価で、品質十分、アフターサービスあり

◆◆ フィールドア:レクタタープ ◆◆

https://fieldoor.com/tarp/rectatarp/

フィールドアは、日本企業(株)クローバーのキャンプ用品ブランド。2016年に新規参入し、 安価で質の高い製品を数多く販売 しています。問い合わせ窓口もあり、アフターサービスも充実しています。

そんなフィールドアのレクタタープは、基本性能は十分備えたうえで、シルバーコーティングを施し遮熱性をさらに向上させています。個人的には、家族向けファミリーキャンパーに、 最もオススメしたい製品 です。

日除け性能の高いタープで涼しいキャンプを

タープの役割は「日除け」。ですが、 なかにはあまり日除けができないタープも多い のです。遮熱コーティングしたタイプが最近出はじめて、乗り換える人も多くなってきたようです。

ぜひ 日除け性能の高いタープで涼しいキャンプを楽しんでください


fudo2020

余暇プランナー

元々都会育ちですが、登山にハマったのを機に長野県に移住しました。里山暮らしを家族4人で楽しんでます!登山やキャンプが趣味。テントを張って自然の中でダラダラするのが好きです。森の中で昼間から飲むお酒とか最高ですよね。旅も好きで、独身時代にはカナディアンロッキーをバンで寝泊りしながら、山を巡る旅をしたりしました。

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