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頑張らなくてもできる!鉢植えレモンを育てる3つのポイントとは?


「レモンを育てているけど、最近元気がない」

「園芸初心者だけど、レモンを鉢植えで育てたい」

今回は、そんなあなたに向けて「頑張らなくても良いレモンの育て方」を紹介します。最後に、鉢植えで育てている4年生レモンの成長も報告します。

ぜひ、ご覧ください。


レモンを鉢植えで育てる3つのポイント


鉢植えでレモンを育てる、3つのポイントは次の通りです。


  • 植え替え

  • 剪定

  • 水やりと肥料


「本当に、この3つだけ?」と思われるかもしれません。確かに、レモンの管理は一年間必要ですが、ずっと一生懸命やるのは大変です。私も正直なところ、植物を育てていて楽しいだけでなく「面倒くさいな・・・」と思うこともあります。


ですので

「適切な時期に、適切な管理」さえ間違わなければ、後は少しくらいほうっておいても大丈夫です。


鉢植えのレモンなら、広いスペースも必要なく、環境に合わせて移動することも簡単です。初めてレモンを育てる方は、地植えされるよりも、鉢で育てることをおすすめします。


鉢植えのレモンを育てるために、外せないポイントをまとめました。


以下、参考にしてください。


【1】鉢植えレモンの植え替え作業は必須!


鉢植えでレモンを育てる場合、成長に合わせた植え替え作業は大切です。


なぜ、植え替えが必要なのか?


レモンは見た目にも分かりやすく、茎や葉っぱが大きく育っていきます。ということは、目に見える部分と同じように根も充実していきます。地上部には限界がありませんが、鉢は容量が決まっているので、根でいっぱいになると、成長を止めてしまいます。新しい根が出ないと、新しい芽も出てこず、実をつけることができません。


したがって、植え替え作業は必須です。植え替えは、2年または3年で行います。適している時期は3月です。


【植え替え作業手順】


  1. 現在の鉢よりも一回り大きな鉢を用意します。

  2. 草花用の培養土と赤玉土を混ぜます。割合は草花用の培養土7:赤玉土3くらいです。

  3. 元肥(植物を育てる前に、あらかじめ土へ加えておく肥料)を混ぜます。できれば元肥専用の肥料を使います。1ℓの土に対し、肥料5gを目安にします。(肥料のパッケージ裏面を確認する)

  4. 土が用意できたら、鉢からレモンを取り出します。そして、表面の土をフォークのようなもので取り除きます。表面の土は固くなっていて、水はけが悪く根が張りにくい土になっているためです。この時、雑草も取り除きます。

  5. 新しい鉢に、鉢底石を入れ、土を鉢の1/3程度入れます。

  6. レモンを5の鉢に入れます。隙間を土で埋めたら完了です。

  7. 最後に水を鉢底から出るくらい、たっぷりと与えます。


【2】剪定で実つきをよくしよう!


レモンを育てる2つ目のポイントは、剪定です。


植物を何年も育てていく上で、欠かせないのが剪定作業です。剪定は枝を切る作業のことで、大きくなりすぎてしまった時や葉がしげりすぎた時に行います。果樹の場合は、剪定することで実をつけやすくすることもできます。


レモンの生育時期は、4月~10月です。この期間に大胆な剪定をしてしまうと、木の栄養分である樹液が外に流れ出てしまいます。栄養分が出ていってしまうと、木は弱ります。


また、休眠期である11月~2月は、葉を落とさないようにレモンは耐えています。この時期に剪定するとレモンは風邪をひいてしまいます。


結果、

剪定に適している時期は3月です。


なお、植え付けから2~3年は剪定しなくても大丈夫です。剪定に決まりはありませんが、以下参考にしてください。


  • 勢いよく真上に伸びる枝(立ち枝)や他の枝と平行に伸びている枝(平行枝)など不要な枝を取り除く。

  • レモンのトゲも切ると、葉をトゲから守ることができる。

  • 夏枝(6月~7月に伸びる枝)を5㎜残し、春枝(4月~5月に伸びる枝)まで切り返すと実つきが良くなる。


【3】レモン栽培のポイントは水やりと肥料


レモンを育てる3つ目のポイントは、水やりと肥料です。


水やりは乾燥に気を付け、たっぷりと与えます。特に夏場は、朝に水をあげても夕方には乾いています。生育旺盛な6月~8月は、1日2回の水やりが必要です。反対に、冬場は水をあげすぎると、根腐れを起こし枯れてしまいます。様子を見ながら、

土の表面が乾くまで水をあげないことが重要です。

冬場の目安は1週間に1回です。


肥料については、レモンは果樹の中でも「肥料食い」と言われるほどです。もちろん、単に肥料をたくさんあげればよいというわけではありません。


適期に適量の肥料が大切です。

1年の中で肥料をあげるべき月は、3月と11月です。


レモンは4月から暖かくなると、勢いよく枝を伸ばします。花芽もたくさんつけるので、みかんなど他の柑橘類よりも多くの肥料を必要とします。どの植物にも言えますが、すでに枝や葉、花が咲いている状態で肥料をあげても、実はあまり吸収がよくありません。


大切なことは、枝や葉、花が出る前の時期です。この時期に肥料をあげると、栄養分をよく吸収し、その吸収した栄養分でたくさんの葉や花を咲かせることができます。


レモンの生育期間は4月~10月なので、生育が始まる前の3月と、生育が終わった後の11月に肥料をあげると覚えてくださいね。


3月の肥料は、有機肥料がおすすめです。有機肥料はゆっくりと分解・吸収されるので、3月から徐々に芽が出るレモンの成長に合わせて溶けだし、吸収するのにピッタリです。


そして、生育期の終わりである11月にあげる肥料は、1年間頑張って育ってくれた分の栄養補給をするために、即効性のある化成肥料がおすすめです。


4年生の鉢植えレモン


写真は4年目のレモンです。購入した苗は30㎝ほどの大きさでしたが、今では1mを超えるまでに成長しています。


私は初めてレモンを育てた時、小さな苗を買ってきて地植えしました。しかし、みるみる葉を落とし、枯れてしまいました。「寒さと強風が原因かな?」と思い、ショックは大きかったのですが、もう1度鉢植えで挑戦しました。


気を付けたことは、やはり寒さと風対策です。

冬の間、冷えは厳しいので、昼間は日光にあて、夜は室内の玄関に移動しました。


レモンは寒さに弱いですが、暑さには大変強いです。夏の直射日光も好きなようです。


他には、やはり水やりと肥料を意識しました。水が不足していると葉が内側に丸まってきます。夏は特に気をつけました。

肥料は葉の色が悪い・黄色っぽい時は、追肥するようにしています。


少しでも参考になればうれしいです。


お読みいただきありがとうございました。


mimo

余暇プランナー

東海地方在住、ライターのmimoです。趣味はガーデニングと読書、「晴耕雨読」はまさに理想の生活。
ただ、器用ではないため、植物を何度も枯らしています。それでも続けるのはガーデニングには魅力がいっぱいだからです。
ガーデニングのおもしろさや奥深さを発信することで、みんなの暮らしがちょっとだけ楽しくなりますように。

頑張らなくてもできる!鉢植えレモンを育てる3つのポイントとは?

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