根津の美術館で、学生服とその個性的な制服ファッションとしての着こなしを、歴史を追って辿る展覧会が開催中。早速チェック!
9月14日(日曜)まで、根津の弥生美術館で開催中の「ニッポン制服クロニクル -昭和100年!着こなしの変遷と、これからの学生服-」。2018年、2019年に開催されてきた弥生美術館の学生服展の第3弾となる展覧会です。今回は学生服の歴史やその着こなしに焦点を当てます。思春期の学生の心理は複雑。自己主張をしたがる一方で、周囲の若者と同じでありたい気持ちも同居、仲間意識にも敏感。こうしたデリケートな胸の内が現れる学生服の着こなし方を、スカート丈やズボン幅やタイの結び方といった細部から展示。学生服のトップメーカー「菅公学生服株式会社」の協力により、実物学生服を歴史を追って展示。

さらに学生服の実物だけでなく、気鋭のアーティストたちによる絵画作品も多数展示。

学生服の着こなしは、その時代を象徴する個性的なアイコン。その歴史を追うと、1970~80年代のツッパリ&スケバン、1990年代のガングロ&ルーズソックスなど、その時代の個性が見えてきて、その根底には青春を生きる若者たちの繊細な心理が垣間見えます。その時代と社会の変化を映す鏡としての学生服の昭和100年の変遷を見てみて!
【イベント情報】
「ニッポン制服クロニクル -昭和100年!着こなしの変遷と、これからの学生服-」
東京都文京区弥生2-4-3弥生美術館
03-3812-0012
9月14日(日曜)まで開催中。
10時~17時(最終入館16時30分)
料金は大人1200円、高校生・大学生1000円、小学生・中学生500円(全て税込)。
月曜休館。ただし祝日の場合は開館し、翌日休館。