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聖なる夜の厳かなクリスマスツリーが八重洲に登場!…実は石川の能登復興に思いを込められたツリーが金色に輝くそのワケ


東京ミッドタウン八重洲で開催中のクリスマスイベント「MIDTOWN YAESU CHRISTMAS 2024」に、石川・能登の復興を願った金色のクリスマスツリー「キンツギツギキ」が登場しています。このツリーは、石川県の伝統工芸「金継ぎ」からインスパイアされ、壊れたものをつなぐ技法を象徴的に表現。ツリーは、石川県と東京都の木材を組み合わせており、光と音の演出が楽しめます。イベントでは、「金継ぎ」体験ワークショップも行われ、収益は被災地復興支援に寄付されます。ワークショップは美術家ナカムラ氏の指導で実施され、事前予約が必要。

石川・能登の復興を願った金色のツリーが東京ミッドタウン八重洲に出現! 石川県の伝統工芸から着想したツリーとは…。

震災から1年。現在も深い傷痕が残る石川の能登エリア。復興が続く被災地に光を当てることを願ったクリスマスツリーが八重洲に登場。東京ミッドタウン八重洲で開催するクリスマスイベント「MIDTOWN YAESU CHRISTMAS 2024」を彩るオブジェとして、12月25日(水曜)まで展示中。

このクリスマスツリーの名称は「キンツギツギキ」。実はこのツリーの金色に輝く光は、石川県の伝統工芸である「金継ぎ」から着想を得たもの。「金継ぎ」とは、壊れてしまった陶器を漆や金粉で修復する伝統技法。金箔の生産日本一で、輪島塗などの漆芸が伝わる石川県は「金継ぎ」が盛ん。「キンツギツギキ」という名前は、こうした経緯に由来します。さらにツリーに使われている木材は、石川県と東京都の木材を組み合わせたもの。バラバラになったものを繋ぎ合わせる金継ぎがここでもモチーフに。

金色の光が東京ミッドタウン八重洲の施設に反射して見事に調和。
ツリーに近づいてよく見ると、様々な木材を組み合わせているのがよく分かる。

のクリスマスツリーには一風変わった仕掛けが! ツリーに近づいてアクションすると、光と音の演出が楽しめます。ツリーの台座に手をかざすと、それぞれのパーツを繋ぎ合わせるよう金色の光が駆け巡り、幻想的な音楽とともに空間を彩ります。

ツリーの台座に手をかざせば、音と光の演出が!
厳かな聖なる夜を演出する金色のツリー。

東京ミッドタウン八重洲では、石川の能登復興支援を目的とした「金継ぎ」体験ワークショップも開催。自身もアトリエが被災した美術家のナカムラクニオ氏の指導のもと、輪島産の漆と金沢産の金粉を使った金継ぎを体験することができます。「金継ぎ」体験ワークショップの開催日は11月30日(土曜)、12月7日(土曜)、14日(土曜)。開催時間は11時~、15時~、18時~の1日3回。定員は各回10名。参加費は1人1万円(税込)。所要時間は2時間。イベント紹介サイト「Peatix」で、ワークショップ参加予約受付中。なお、ワークショップの収益の一部は石川県の復興支援として寄付されます。

【イベント情報】
「MIDTOWN YAESU CHRISTMAS 2024」
東京都中央区八重洲2-2-1東京ミッドタウン八重洲
03-6225-2234(東京ミッドタウン八重洲 コールセンター)
12月25日(水曜)まで開催中。
「キンツギツギキ」は、1Fガレリア・アトリウムで展示。
点灯時間は16時~23時。
開催中は無休。
入場無料。

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