ブラザー販売株式会社は、スマートフォンでラベルを作成できる「P-TOUCH CUBE(ピータッチキューブ)」シリーズの10周年を記念した新製品発表会を都内で開催しました。
会場では、充電式へと進化し、インテリアになじむデザインを採用した新モデルをお披露目。
さらに、収納王子コジマジックさん、ひでまるさん、能登屋英里さんが登壇し、片づけやすさとおしゃれを両立する工夫や、ラベルの活用方法について語りました。
「P-TOUCH CUBE」が10周年!暮らしを楽しむラベルライターが進化
発表会の前半では、ブラザー販売株式会社 取締役の兼広友里恵さんが登壇し、ブラザーのものづくりの歴史と「P-TOUCH CUBE」が提案してきたラベルの楽しみ方について紹介しました。

1908年にミシンの修理業から始まったブラザーは、培ってきた技術を生かし、タイプライターやプリンターなどへと事業を拡大。
1989年には、テープに文字を印刷する初代「ピータッチ」を発売しています。
そこから2016年に誕生したのが、本体のキーボードをなくし、スマートフォンで操作する「P-TOUCH CUBE」

使い慣れたスマートフォンを入力に用いることで、本体のコンパクト化を実現するとともに、アプリでデザインを楽しめるラベルライターとして展開してきました。
兼広さんは開発当時について、

「『ラベルはダサい』から、『ラベルっておしゃれだよね』『生活を楽しんでもらうものになれるよね』というような想いで、このキーボードレスの製品を出させていただきました。」
と説明。
シリーズはラインナップを広げ、現在では世界累計出荷台数が約170万台に達していると紹介しました。
また、インテリアの雰囲気を損なわないラベルのデザインに加え、耐久性にもこだわっていることを強調。

収納の分類表示だけでなく、ラッピングや植物の名前付けなど、楽しみ方が広がっていることにも触れました。
利用者が作成したテンプレートを共有できる「Label Place」についても紹介し、
「メーカーが一方的に発信するだけではなく、お客様と使い続けて楽しんでいくという世界観を実現していると考えています。」
と、利用者とともにラベルの活用方法を広げていく姿勢を語りました。
続いて登壇した桃山みなみさんは、片づけや家電選びに関する調査結果を交えながら、新製品の特徴を説明。
日頃から収納や片づけをしている人を対象とした調査では、家の中で探し物をしたり、しまう場所に迷ったりすることがある人は63%、日常で「タイパ」を重視したいと感じる人は76%だったと紹介しました。

物の置き場所を決め、戻す場所を分かりやすくするラベリングは、こうした暮らしの課題にも役立つもの。
今回、エントリーモデルの後継品として発表された新製品は、従来の単4形電池6本による駆動から、リチウムイオン充電池を内蔵した充電式へと変更されています。
桃山さんは、

「別途電池を購入いただく必要もなく、電池交換の手間が激減した製品になっております。」
と、使い勝手の向上を紹介しました。

充電池を内蔵しながら、本体サイズは従来モデルとほとんど変わらないコンパクトさを維持してスペパ需要にも対応しつつ、従来モデルよりも利用時間は伸びているそう。
さらに、色調をそろえたワントーンのデザインを採用し、インテリアになじむよう外観にもこだわっています。

価格はオープン価格で、ブラザーダイレクトクラブでは6,600円(税込)。
従来モデルと同じ価格に据え置きつつ、充電用ケーブルと2種類のテープを同梱することで、購入後すぐにラベル作りを始められる構成となっています。

桃山さんは、引っ越し祝いや出産祝いのプレゼントとしても選んでもらえる製品ではないかと、贈り物としての魅力も伝えました。
片づけやすさとおしゃれを両立!収納のプロが語るインテリアとラベルの楽しみ方
発表会後半には、RoomStylist・整理収納アドバイザーのひでまるさんと、ビジュアルコンサルタント・整理収納アドバイザーの能登屋英里さんが登壇。
収納王子コジマジックさんが司会を務め、片づけに対する意識の変化や、家電とインテリアの関係、日常でのラベルの活用方法についてトークを繰り広げました。

全国のメンバーとともに片づけやインテリアのサポートを行うひでまるさんは、コロナ禍以降、部屋と自分の生き方の関係を考える人が増えたと実感しているそう。

「お部屋って、生き方とか人生の縮図だと思っているんですよね。その人の人生が部屋に出るようなところがあるので。」
と語り、時間をうまく使いたいという想いから、片づけに取り組む人も増えているのではないかと話しました。
一方、築年数の古いリノベーションマンションに家族3人で暮らす能登屋さんは、限られた空間でも工夫によって快適に過ごせるということを、自身の暮らしを通じて発信しています。
最近SNSなどで片づけの情報を発信する人が増えていることに触れ、
「片づけをして、ちょっとでも時間を短縮して、自分時間を楽しむというムーブメントが起きているのかなと思います。」
と、整理収納への関心の高まりについてコメントしました。
続いて話題は、インテリアにおける家電の選び方へ。
ひでまるさんは、オープンキッチンなど家電が目に入りやすい住まいもある中で、家電を「暮らしの中の景色の一つ」として選ぶ時代になっていると説明しました。

例えば「赤い炊飯器をインテリアになじませたい」場合には、赤いエプロンやクロス・花瓶などを周囲に取り入れる、という方法を紹介。
同じ色のアイテムを複数配置することで、炊飯器だけが目立つ状態から「赤をアクセントカラーとして取り入れた統一感のある空間」に見せられるといいます。
能登屋さんも、家電選びではデザインを重視していると話し、気に入ったものに出会うまで購入を待つという選択肢にも言及。

機能だけでなく、自分の好きなインテリアと調和するかどうかも大切にしていると語りました。
今回の新製品について、ひでまるさんは、
「フォルムがめちゃめちゃかわいいし、これを部屋に置いておいた方が、ちょっとおしゃれに見えたりする。」
と高く評価。
マットな質感や、木の色などにもなじみやすいカラーに魅力を感じたと語りました。
さらに、トークでは収納以外のラベルの使い方も紹介されました。
ひでまるさんは、自身のイベントで配るグッズや飲料にオリジナルのラベルを貼るほか、植物の鉢に挿す札にも活用。

植物の名前や水やりのヒントを記すなど、趣味の時間にも「P-TOUCH CUBE」を活用しているといいます。
一方能登屋さんは、子どもが小さい頃から引き出しにイラスト付きのラベルを貼り、片づけの習慣づくりに役立ててきたと紹介。
小学5年生になった子どもが、林間学校の準備で自らスマートフォンに名前を入力し、ラベルを印刷して持ち物に貼ったエピソードも披露しました。
コジマジックさんは、アプリでほかの利用者が作ったテンプレートを使えることにも触れ、

「楽しみながらラベルを作れるというのは、めちゃくちゃいいですよね。」
とコメント。
3人がそれぞれの経験を交えながら、片づけや名前付けにとどまらないラベルの楽しみ方を伝えました。
毎日の片づけをラベルを使うことで少し楽にしながら、自身の生活空間にも自然となじむ「P-TOUCH CUBE」を、ぜひ暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。
P-TOUCH CUBE:https://www.brother.co.jp/product/labelwriter/special/cube/index.aspx
