味の素株式会社は、気候変動の影響で長期化する夏と秋の間の時期を、5番目の季節「まだなつ」と名付け、この時期を楽しく快適に過ごすための「五季そうさまプロジェクト」を2025年より展開しています。
プロジェクト2年目となる今年は、長引く暑さに加え、秋に向けて大きくなる「寒暖差」に着目。
今回味の素は「まだなつ」の時期に、その日の気候や気分に合わせて食事を楽しめる新たな食習慣「変わり目ごはん」を提案し、株式会社紀文食品とのコラボレーションや、料理人・東山広樹さんが監修したレシピを紹介するメディア発表会および試食会を開催しました。
長引く暑さと寒暖差に着目!味の素が5番目の季節「まだなつ」に“変わり目ごはん”を提案
発表会ではまず、味の素株式会社 コミュニケーションデザイン部 五季そうさまプロジェクトリーダーの山﨑誠也さんが登壇。

「五季そうさまプロジェクト」の概要や、2026年の「まだなつ」における食の課題について説明しました。

味の素では、気候変動の影響によって夏の暑さが長期化していることを受け、夏と秋の間にあたる時期を5番目の季節「まだなつ」と名付け、この時期を楽しく過ごすための「五季そうさまプロジェクト」を2025年から展開しています。
プロジェクト2年目となる今年、味の素が新たに着目したのが、長引く暑さに加えて秋に向けて大きくなる“寒暖差”。
山﨑さんは、暑い日と気温が下がる日が繰り返されることで、その日の気温や体調によって「今日は何を食べたいのか」という気分も揺れ動き、献立を決めにくくなると説明。

「この夏で少しバテてきているなかで、さらに寒暖差が大きくなるこの時期特有の悩みが出てくると考えています。これだけ気温が上下しますと、私たちの食にも変化が出てきます。生活者にアンケートを取ったところ、献立を決めるのが非常に難しく、暑い日もあれば寒い日もあって、今日何作ろうかが本当に決めにくいという声がありました。」
とコメントし、生活者へのアンケートでも、気候によって食のニーズが変化する実態が見えてきたと語りました。
さらに、夏らしいメニューには飽きている一方で、本格的な秋の食事へ切り替えるにはまだ早いという、この時期ならではの悩みも紹介。
特に「さっぱり系」と「スタミナ系」のどちらを食べるかについては、2人に1人が迷うという結果も紹介されました。
そこで今年味の素が提案するのが、気候やその日の気分に合わせて、同じ食材をベースに「さっぱり系」と「スタミナ系」の両方へ変化させられる「変わり目ごはん」とのこと。

ナスなど秋らしい食材を取り入れながら、暑い日にはさっぱりと、しっかり食べたい日にはスタミナ系へと味わいを変えることで、寒暖差の大きい「まだなつ」の献立選びをサポートする新たな食スタイルとして提案すると発表しました。
味の素×紀文食品がコラボ!「まだなつ」から生まれる新たな食の提案
続いて行われたトークセッションには、山﨑さんと株式会社紀文食品 執行役員 次世代事業開発本部長の高柳謙一郎さんが登壇。
「まだなつ」をテーマに両社がコラボレーションを行うことやその背景、気候変動によって変化する食の売り場について語りました。

紀文食品の主力カテゴリーの一つである水産練り製品は、気温によって販売動向が左右されやすく、なかでも“おでん”などはこれまで秋冬に向けて需要が高まっていたものの、近年は暑さの長期化によってそのタイミングにも変化が生じているのだとか。
高柳さんによると、同社では昨年、秋の疲れた体に魚のたんぱく質を取り入れてもらおうと「秋支度」という提案を行ったものの、思うように生活者へ響かなかったといいます。
そんな中で味の素の「五季そうさまプロジェクト」を知った高柳さんは、

「これだと思いました。その時に山﨑さんにすぐ連絡しました。多分返事は来ないだろうな、と思いながらアプローチをしたのですが、すぐにお返事をいただきました。その後、面談をさせていただいてですね、どんどんとそこから話が膨らみまして、今年こういったコラボを実施するに至りました。」
と、今回のコラボレーションが実現するまでを振り返りました。
これに対して山﨑さんも、味の素が調味料メーカー、紀文食品が食材メーカーであり、それぞれ商品が展開される売り場も異なるからこそ、幅広い角度から「まだなつ」の食を提案できるのではないかとコメント。
高柳さんは、
「今年は味の素さんと一緒に、売り場も連動しながら各カテゴリーの垣根を越えて新しいことを提案し、新しい需要が生まれるのではないかと考えています。」
と期待を寄せ、暑さが続く時期にも水産練り製品の新しい食べ方を届けていきたい考えを示しました。
トークセッションでは、ナスとすり身を組み合わせ、味の素のマヨネーズなどを活用したコラボレーションメニューも紹介。

高柳さんは、ナスにすり身をのせて焼くシンプルな調理方法ながら、ボリュームもあり、大人はブラックペッパーを加えることでお酒にも合わせられると説明。
さらに、すり身製品は加熱調理だけでなくそのまま食べられる商品もあり、暑さが残る時期にも取り入れやすい食材だと紹介しました。

異なるカテゴリーを持つ2社が手を取り合い、これまで“夏”か“秋”かで分けられていた売り場や食卓に、新たな選択肢を生み出す今回の取り組み。
「まだなつ」を食の新しい季節として定着させることを目指し、今後も企業の垣根を越えた展開を広げていく考えです。
同じ食材が“さっぱり”にも“スタミナ”にも!料理人・東山広樹監修の「変わり目ごはん」レシピ
発表会の後半には「変わり目ごはん」のレシピ監修を手掛けた料理人・東山広樹さんが登壇。
同じ食材を使いながら、その日の気温や気分に合わせて「さっぱり系」「スタミナ系」の2通りに作り分けられる4種類のレシピを紹介しました。
東山さんがレシピ開発でまず意識したのは、“火を使わない”こと。

「暑さが続いて、気温差でバテている中で、フライパンに火をつけてあれもこれもするのは大変。電子レンジだけで完結できるというところが前提としてあります。」
と説明。
さらに「食材は変わらないけど、調味料を変えるだけでガラッと味わいが変わる」ことを最大のポイントに挙げ、メインとなる食材を用意しておけば「今日はまだ暑いからさっぱりに」「今日はしっかり食べたいからスタミナ系に」と、その日の気分で仕上がりを変えられるよう工夫したといいます。

今回発表されたのは、共通食材に「なす・豚ひき肉」を使った「なすと豚ひき肉の地層蒸し〜香味ねぎ塩レモン〜」と「地層蒸し麻婆茄子」、そして「きのこ・豚バラ肉」を使った「豚きのこドームの“だしおろし”ぶっかけ」と「卵黄とろ〜り!豚きのこの“スタミナ”ドーム」の4品。
いずれも電子レンジを活用しながら、同じ食材からまったく異なる方向性の味わいを楽しめるレシピ。
会場で試食として提供された豚きのこのメニューでは、エノキやシメジなどのきのこを豚バラ肉でドーム状に包んで電子レンジで加熱。


さっぱり系では「ほんだし」を使った大根おろしとレモンを合わせ、豚肉の肉汁やきのこの旨みを軽やかに味わえる一品に仕上げています。

一方、スタミナ系では「味の素KKコンソメ」をベースに醤油やおろしニンニクを加えた特製だれと卵黄を組み合わせ、同じ豚肉ときのこを使いながらも食べ応えのある味わいに変化させました。

東山さんは、
「同じ食材を使って、調味料が違うだけで、こんなに味の方向性が違うんだというところを楽しんでいただけたら嬉しい。」
とコメント。

さらにナスを使ったレシピについても、なすと豚ひき肉を重ねて電子レンジで蒸すという手軽な調理法を採用し、さっぱり系にはねぎ塩レモン、スタミナ系には鶏がらスープをベースとした麻婆だれ・卵黄を組み合わせるなど「まだなつ」ならではの食べ方を提案しました。

暑さが残る日も、少し涼しくなった日も、食材を買い直すことなくその時の気分に合わせて食べ方を変えられる「変わり目ごはん」のレシピは、AJINOMOTO PARKに掲載されています。

夏と秋の狭間で献立に迷った時こそ、毎日の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
AJINOMOTO PARK:https://park.ajinomoto.co.jp/
五季そうさまプロジェクト:https://www.ajinomoto.co.jp/hondashi/gokisousama/index.html
