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岡山県でのマスカット・オブ・アレキサンドリア栽培が140周年!くだもの王国・岡山のぶどう栽培文化をつなぐ取り組みとは


岡山県は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、全国に誇る高品質な果物づくりを行う「くだもの王国」として広く知られています。


そのなかでも、岡山県での栽培開始から今年で140周年を迎える「マスカット・オブ・アレキサンドリア」は、岡山のぶどう栽培の歴史を切り拓いた象徴的な存在。


この度、140周年という節目を記念して、岡山県産ぶどうの深い魅力と最新情報を紹介する「おかやまぶどう王国 メディア試食会」が、都内で開催されました。


 


140年にわたり受け継がれてきた岡山のぶどう栽培の歴史


「晴れの国」とも呼ばれ、桃やぶどうをはじめとする高品質な果物の産地として知られる岡山県。


その中でも、岡山を代表するぶどうの一つが、“果物の女王”とも称される「マスカット・オブ・アレキサンドリア」です。



岡山県でマスカット・オブ・アレキサンドリアの栽培が始まったのは、明治19年(1886年)のこと。


岡山県の資料によると、当時の御津郡野谷村、現在の岡山市桜谷で山内善男氏が栽培を始めたとされ、2026年で140周年を迎えました。


しかし、現在のような一大産地になるまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。


マスカット・オブ・アレキサンドリアは高温で乾燥した地域を原産とするぶどうで、高温多湿な日本の気候とは相性が悪く、導入当初は各地で栽培に苦戦したそう。


そこで岡山では、雨や湿気の影響を受けにくくするため、当時としては画期的だったガラス温室をいち早く導入。



さらに、温暖で日照時間が長く、比較的雨が少ない瀬戸内の気候を生かしながら、先人たちが温度や湿度、水分量などの管理方法を試行錯誤。長い年月をかけて栽培技術を磨き上げたことで、岡山にマスカット栽培が根付いていったのだそうです。


今回の試食会に登壇した、岡山市北区津高で100年以上続く林農園の4代目で「林ぶどう研究所」代表取締役の林慎悟氏も、こうした岡山のぶどう栽培の歴史について紹介。



「アレキは基本的に種があって、皮ごと食べられないところがあり、現在のトレンドには合わず、栽培面積が減っています。さらにアレキの良さを知っている世代も高齢化しており、生産者自体も減っています。」


とアレキの厳しい栽培状況を説明。



また、ハウス内の温度や湿度、水分量を細かく調整するほか、房の形や一粒一粒の大きさを整える「摘粒」など、人の手による丁寧な管理が欠かせないアレキと比べ、現在新しく生まれてきている品種は手間がかからず、品質のよい品種も多くなったことで、アレキを栽培する農家は少しずつ減少傾向にあるのだとか。


林さんは新しい時代に合ったぶどう作りをしつつ、伝統あるアレキの栽培を後世につなげるべく、活動を行っています。


 


アレキを丸ごと一粒使用!宗家 源 吉兆庵の「陸乃宝珠」


140年にわたり受け継がれてきた岡山県のマスカット・オブ・アレキサンドリア。


その魅力を、生果とはまた違った形で楽しめるのが、宗家 源 吉兆庵の代表菓子「陸乃宝珠」です。



「陸乃宝珠」は、岡山県産のマスカット・オブ・アレキサンドリアを生のまま丸ごと一粒使用し、やわらかな求肥で薄く包み、砂糖をまとわせた季節限定の果実菓子。


使用するマスカットは、自社農園や契約農家から届いたものの中から、糖度や粒の大きさなど、菓子づくりに適した規格を満たした果実だけを厳選。


シャリッとした砂糖の食感、やわらかな求肥に続き、マスカットの皮が弾けると、みずみずしい果汁と芳醇な香りが口いっぱいに広がります。


宗家 源 吉兆庵では、種があるからこそ楽しめる豊かな香りも、アレキならではの魅力として紹介しています。


発表会では、株式会社 宗家 源 吉兆庵 執行役員の岡野晋至さんが「陸乃宝珠」の特徴や製造へのこだわりについて説明しました。



生の果実は一粒ごとに大きさや形が異なるため、機械で均一に仕上げることが難しく、選別から求肥で包む工程まで職人の手作業が欠かせないのだとか。


岡野さんは、一粒一粒の果実の状態を見ながら、果実本来のおいしさや香りを損なわないよう薄く求肥で包み上げることが重要だと紹介。


果実を加工して味を変えるのではなく、アレキそのものの魅力を生かすことを大切にしていると語りました。



実際に「陸乃宝珠」は、生のアレキを扱うからこそ、5~6月頃には爽やかな酸味、7~8月頃には粒が大きくなって糖度やみずみずしさが増すなど、その時期ならではの味わいも楽しめるそう。


一方、アレキは生産者の高齢化や後継者不足、新品種の登場などを背景に、生産量が減少しているという課題も抱えています。


宗家 源 吉兆庵にとって、アレキは「陸乃宝珠」に欠かせない大切な素材。


そこで同社は、品種と菓子の味を未来へ残していくため、2013年に農業生産法人「源 吉兆庵農園」を設立し、自らアレキの栽培にも乗り出しました。


現在では自社農園で収穫されたマスカットも「陸乃宝珠」の一部に使用されています。



「こちらの農園は、林先生にもご指導・ご協力いただきまして、現在ではシーズン中に使用するマスカットの約4分の1を、自社農園で生産できるようになってきております。時期ごとに変化する生の果実の味わいや、手作業へのこだわり。そして、この和菓子『陸乃宝珠』のために果実から作り上げていくというこだわりが詰まった一粒を、ぜひ堪能していただければと思っております。」


とコメント。


現地では試食も行われ、アレキ、シャインマスカット、ピオーネの岡山県産ぶどう3品種の食べ比べや、とっとり・おかやま新橋館 ビストロカフェももてなし家にて期間・数量限定で販売される「葡萄パフェ」、岡山ぶどうを使ったワインなどを試食させていただきました。



瑞々しい岡山県産ぶどうをふんだんに使用した、贅沢なメニューとなっており、一口食べると手が止まらなくなるおいしさです。


 


首都圏で岡山の味覚を堪能できるフェアも開催!


今後首都圏では、アレキやシャインマスカット、ピオーネなど特選ぶどうの最盛期到来に合わせ、東京都内の百貨店や果物専門店にて、岡山のぶどうを楽しめるフェアを順次開催予定となっています。



 


「晴れの国おかやま×ルミネアグリマルシェ」


10月3日・4日の2日間、JR新宿駅ミライナタワー改札外にて「晴れの国おかやま×ルミネアグリマルシェ」を開催。



国内有数の利用者数を誇る、JR新宿駅のオープンな空間を活用して「愛せるものを食べましょう」をテーマに、岡山の極上ぶどうと食文化を提供。


バラエティ豊かな農産物、加工品などを含む全19ブースが並ぶ予定となっており、10月3日限定で朝採れとうもろこし等を東京へ直送・特別販売する「朝採れ直送便」も開催します。


【主な内容】

日時:2026年10月3日 13時〜20時 、10月4日 11時〜18時

会場:JR新宿駅ミライナタワー改札外(ニュウマン新宿 2F エントランス前)


 


京王百貨店「岡山県ぶどうフェア」


客参加型の企画や、マスカット・オブ・アレキサンドリア栽培140周年の節目を記念した特別販売を展開し、岡山のぶどうの多彩な魅力を体験できるフェアとなっています。


期間:2026年9月3日〜16日 ※9月10日は店休日

会場:京王百貨店新宿店 B1階 生鮮・グロサリー売場[築地定松]

【主な内容】

・「ぶどう総選挙」:多様な品種の中からお気に入りを選ぶ体験型投票企画を実施

・アレキ栽培140周年特別販売:歴史ある「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の特別販売


 


サン・フルーツ(東京ミッドタウン店)「県産果物PR」


洗練された空間で、今が最も美味しい時期を迎える岡山県産の厳選フルーツをプロモーションします。


期間:2026年7月17日〜9月30日

会場:サン・フルーツ 東京ミッドタウン店

【主な内容】

・岡山県産桃、ぶどうの販売を実施。


 


新宿高野「おかやまぶどうフェア」


老舗フルーツ専門店ならではの厳格な視点で選ばれた、今が一番美味しい旬の岡山ぶどうの魅力を訴求します。

期間:2026年9月11日〜13日

会場:新宿高野本店 地下2階

【主な内容】

・岡山県産ぶどう、ぶどうを使用したスイーツ等の販売を実施

・マスキャット(おかやまフルーツのマスコットキャラクター)によるPRを実施

※9月12日、13日 12時30分〜13時、14時30分〜15時、16時〜16時30分の3回を予定

※時間は予告なく変更する場合がございます。


 


伊勢丹新宿店「岡山フェア」


日本を代表する食のセレクトショップで、岡山の最高峰ブランドフルーツが一堂に勢ぞろいするフェアを開催。

期間:2026年9月30日〜10月6日

会場:伊勢丹新宿店 本館地下1階フレッシュマーケット

【主な内容】

・岡山県産ぶどう、岡山有機無農薬農産物、イタリア野菜等の販売を実施


とっとり・おかやま新橋館:https://www.torioka.com/

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