「ホントにホントにホントにホントにライオンだ〜♪」というCMで知っている方も多い、静岡県裾野市にあるサファリパーク形式の動物園「富士サファリパーク」
この度、メディア向けのプレスツアーが行われ、富士サファリパークの魅力を特別に体験させて頂きました。
動物たちの野生に近い姿が見られる「富士サファリパーク」
富士サファリパークは、自然豊かな静岡県裾野市の標高850mに位置する自然動物公園で、約60種類・900頭の動物たちが放し飼いにされ、のびのびと生活しています※。
※一部の動物たちは一般的な動物園と同じように飼育・公開
敷地面積は約74万平方メートルとなっており、東京ドーム換算で約16個分。日本で最大級のサファリパーク。
富士サファリパークは、車で入園して動物たちが過ごすエリアを巡り見学する「サファリゾーン」と、駐車場に車を止めて動物たちを観察したり、餌やりやふれあい体験などができる「ふれあいゾーン」に分かれています。
驚くほど間近で動物たちとふれあえる「ふれあいゾーン」
ふれあいゾーンでは、カンガルーやカピパラなどの動物たちを間近で見られるだけでなく、自分の手で餌をあげたり、身体を撫でたりといった体験が可能。
動物たちの中には積極的に人間の近くに来てふれあえる個体もいれば、怖くなって近づいてこない性格の個体もいるそうなので、無理に近づいたり強引に触らないようにしてほしいと、担当者の方は説明していました。
この距離で、餌を食べさせることができるので、まさに「近すぎちゃってどうしよう」を体現しています。
ツアー参加者たちも、のんびりと過ごしたり無邪気に近づいてくる動物たちを見て、顔に笑顔を浮かばせていました。
歩いてサファリゾーンに暮らす動物をじっくり観察できる「ウォーキングサファリ」
富士サファリパークでは、森林浴を楽しみながらサファリゾーン外側のコースを一周しつつ、サファリゾーンに暮らしている動物たちをじっくり観察したり、餌やり体験ができる「ウォーキングサファリ」も人気。
こちらのコースは全長2.5km、所要時間は90分〜120分ほどで1周することができます。
途中にはライオンやキリン、ゾウといった動物たちが暮らすエリア付近に観察台が設置され、じっくり動物たちを眺めることが可能。
今回は一部の動物へ餌やり体験をさせていただきましたが、その中でも特にライオンとキリンの餌やりは圧巻の一言。
既に金網の前でスタンバイしているライオン。早速長い餌やり専用の棒に取り付けた骨付き肉を食べてもらうことに。
目の前で聞こえるライオンの唸り声や息遣い、さらに骨をバリバリと噛み砕いて食べてしまう光景は、ただの動物園ではなかなか味わえません。
一方キリンは長い首だけでなく長い舌が特徴で、その舌を器用に巻きつけて葉っぱを食べています。
餌を近づけると器用に巻き取って食べていく光景には、思わず見入ってしまいました。
また、キリンの中には好奇心旺盛でいたずら好きな個体もいるらしく、荷物を取ろうとしてくることもあるそうなので、ウォーキングサファリに行く際は気をつけるようにしましょう。
土・日・祝日には、ウォーキングサファリコースをスタッフの方と一緒に巡り、詳しい解説などを聞きながら餌やり体験も楽しめる「アドベンチャーツアー」を開催しているそう。
ゴールデンウィーク期間中となる「4月26日~5月2日、および5月6日」は毎日開催※となるので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
※5月3日〜5日は中止
富士サファリパークの目玉「サファリゾーン」で動物たちの姿を目の前で観察!
富士サファリパークと言えば「サファリツアー」が代名詞。
自家用車、もしくはジャングルバスなどでサファリゾーン内を巡り、放し飼いとなっている動物たちを間近で観察することができます。
今回のプレスツアーでは、左右だけでなく天井部分も金網となっており、頭上に乗ってきた動物たちへ餌やりができる「スーパージャングルバス」に乗車させていただきました。
スーパージャングルバスではこのように、車両の上に飛び乗った動物たちへ餌をあげることができます。
ライオンに至っては、この至近距離で目が合いながら餌をあげるという、まず普通の動物園では味わえない体験も。
担当者の方によると、非常に大きな肉球や爪・牙などをじっくりと観察することができるのも、このスーパージャングルバスの醍醐味とのこと。
サファリツアーの所要時間は約1時間となっていますが、あっという間に終了したと感じてしまうほど、時間を忘れて夢中になってしまいました。
富士サファリパークを訪れた際は、ぜひこのスーパージャングルバスに乗車してサファリツアーを体験してみてください。
おいしい料理やパン作り体験も開催中!
富士サファリパークでは、動物とふれあえたり観察ができるだけが魅力ではありません。
「サファリレストラン」では、野菜やお肉をたっぷり使ったおいしいグルメメニューを提供しています。
こちらは人気メニューのオムライスと、ボリューム満点の「富士山カレー」
その他にも、子ども向けメニューの「お子様プレート」のほか、女性に人気の「厚焼きパンケーキ」「ラムネアイス」といった可愛らしいスイーツも注文することができます。
また、パン工房では手作りのおいしく可愛い動物パンが購入できるほか、自分でパン生地を丸めたりくっつけたりし、オリジナルパンを作ることができる「パン作り体験」も開催。
自分の手で作ったパンは、焼き上げてもらい持ち帰ることも可能で、家族連れにも大人気の催しとなっています。
ぜひパン作り体験で、自分だけのオリジナルパンを作ってみてください。
春は動物の子どもが誕生する季節!
担当者の方によると、春は動物たちの繁殖期でもあるそうで、各動物の赤ちゃんも続々と誕生しているのだとか。
こちらは、今年3月26日に生まれたばかりのライオンの4つ子の赤ちゃんで、特別に一般公開前に見学させていただきました。
まだおぼつかないヨチヨチ歩きで飼育員さんの後を追ったり、赤ちゃん同士で戯れあったりする仕草は、1日中見ていても飽きないと断言できるほど。
こちらの4つ子のライオンの赤ちゃんたちは、オスが3頭、メスが1頭。4月21日より一般公開される予定。
他にもカンガルーやムフロンなどの赤ちゃんも誕生しており、可愛らしい姿を見ることができるチャンスとなっています。
【ライオンの赤ちゃん・特別展示詳細】
公開日:4月21日~4月30日
※5月以降の公開は赤ちゃんの体調などにより判断
場所:ふれあい牧場内・体験棟
時間:10時30分~15時00分
●ライオンの赤ちゃん・紹介タイム
場所:ふれあい牧場内・特設会場(ワラビー展示場横)
時間:
・1. 11時~
・2. 14時~
※各回20分間
内容:飼育員によるライオンの赤ちゃんに関する解説を実施。ミルクを飲んでいる様子を見ることができます。
富士サファリパークでは、ゴールデンウィーク期間に毎日開催する「アドベンチャーツアー」をはじめ、夏季期間には夜間に活発になる動物たちを観察することができる「ナイトサファリ」といった、様々なツアーも実施中。
「近すぎちゃってどうしよう」の言葉通り、まさに目と鼻の先で動物を見られる富士サファリパークに、ぜひ家族や友人などと一緒に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
富士サファリパーク:https://www.fujisafari.co.jp/