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「TOKYO FORWARD TOKYO2020レガシー展」開心那・金子和也がゲストのトークショー&競技体験を開催


2024年10月12日から12月25日まで、東京都有楽町にあるSusHi Tech Squareで「TOKYO FORWARD TOKYO2020レガシー展」が開催されています。このイベントでは、東京2020大会のアーカイブ資産が展示され、オリンピック・パラリンピックのメダリストが提供する競技体験やトークショーが行われています。来場者は、スケートボードやボッチャのバーチャル体験を楽しむことができ、オリンピックの歴史に触れることができます。イベントには、パリ2024オリンピックメダリストであるスケートボード選手の開心那とゴールボール金メダリストの金子和也が参加し、特別なトークショーや実技指導を行いました。入場は無料で、家族連れや子どもたちが競技の魅力を感じる機会になっています。

2024年10月12日〜12月25日までの期間、東京都・有楽町駅前にあるSusHi Tech Squareにて、最新のデジタル技術を用いた東京2020大会のアーカイブ資産などの展示や、競技体験ができる「TOKYO FORWARD TOKYO2020レガシー展」を開催中。

そしてこの度、オリンピック・パラリンピックメダリストをゲストに招いた第6回競技体験会&ミニトークショーが行われました。

 

「TOKYO FORWARD TOKYO2020レガシー展」開催中!

「TOKYO FORWARD TOKYO2020レガシー展」は、最新のデジタル技術を用いた東京2020大会アーカイブ資産等の展示や、競技体験ができる場を「SusHi Tech Square」1階スペースで開催しているイベント。

12月25日まで開催している本イベントの展示ブースには、東京パラリンピックの開会式で行われた「片翼の小さな飛行機の物語」に登場した衣装等が公開。

さらにオリンピック・パラリンピックで使われた聖火トーチをはじめ、選手たちが使用した寝具や、平和の祈りを込めて選手がサインを行った「休戦ムラール」などを展示。

また、オリンピック・パラリンピックの各メダルや賞状なども飾られており、選手たちが手にしたメダルを間近に見ることができます。

さらに、体験コンテンツとしてオリ・パラ競技のうちスケートボードとボッチャをバーチャル体験できる「e-スケートパーク」「サイバーボッチャ」などを体験可能。

オリンピック・パラリンピックを間近に体感できる絶好の催しとなっています。

 

パリ2024大会メダリストによるトークショー&競技体験会を実施

「TOKYO FORWARD TOKYO2020レガシー展」では、定期的にオリンピックメダリストを招いてのトークショーと、実際に競技を教わりながらの体験会を行なっています。

本イベントには東京2020・パリ2024オリンピック大会で2大会連続銀メダルを獲得したスケートボード・パークの開心那(ひらきここな)選手と、パリ2024パラリンピックで男子初の金メダルを獲得したゴールボールの金子和也(かねこかずや)選手が登壇。

会場には応募に当選した約50人の一般の方が参加し、トークショーがスタート。

開選手はスケートボード競技について紹介。

「スケートボードは自由で1人1人の個性が溢れる、楽しくてかっこよく、年齢も性別も関係なくみんなで楽しめる競技。2つのスタイルの競技があって、ストリートスタイルは外にあるような階段とか手すりのような形をしたセクションでトリックを行う競技。パークスタイルはお椀型のコースを利用してトリックなどを行う競技です。」

と解説してくれました。

続いて金子選手はパラ競技である「ゴールボール」を紹介。

「ゴールボールは目に障害を持つ選手が行う競技です。ただ、選手によって目の見え方は異なっていて、僕は弱視ですが全く見えないという選手もいます。選手の条件を平等にするため競技中は目隠しをします。試合は3対3で向かい合い、お互いのゴールを狙ったり守ったりするのですが、ボールに入っている鈴の音を頼りに攻撃・守りを行う競技となります。」

と教えてくれました。

開選手は現在右足首骨折の療養中のため、代わりにインストラクターがスケートボードの基本的なトリックを実演。参加者は「おー!」とどよめき、トリックを開選手が解説しました。

一方の金子選手もゴールボールを実演。

基本的にはボーリング投げを行い、そしてプロ選手も行う体・腕を大きく回す回転投げを披露し、参加者たちから大きな拍手が出る場面もありました。

その後は参加者たちが両選手とインストラクターにアドバイスを受けながら実践開始。

休日ということもあり、親子連れでの参加も多く、子どもと大人が入り混じって楽しそうに両競技を体験。

体験会中には開選手にファンの子どもが手紙を渡す場面もあり、競技体験会後に開選手は、

「本当に(応援のコメントや手紙などが)嬉しかったですね。早く怪我から復帰できるように頑張ります。」

とコメントされました。

また、今回参加したたくさんの子どもたちに向け、

「今回はスケートボードを体験してもらったんですけど、これから自分の好きなものが見つかると思うので、その好きなものを一生懸命楽しんで頑張ってもらいたいです。」

と語りました。

金子選手は、

「自分が子どもたちに伝えたいのは、(目が)見えなくても、何かできないことがあっても、工夫するだけでできるようになることがあると伝えています。また初めてゴールボールを体験した方が“こういう競技がある”と周囲に話してもらって目が悪くなってしまって落ち込んでいる方に届いたり、次に繋がっていく。そこを伝えられてよかったなと思います。」

と話し、この体験でゴールボールが広がり、弱視や全盲に悩む方へ届くきっかけとなったことを喜ばれていました。

「TOKYO FORWARD TOKYO2020レガシー展」は12月25日まで開催中。

オリンピック・パラリンピックの貴重な展示物やバーチャル競技体験などができる催しとなっているので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

イベント概要

●TOKYO FORWARD TOKYO2020レガシー展

開催地:SusHi Tech Square 1F Space
住所:東京都千代田区丸の内3-8-3
会期(第4期):2024年10月12日(土曜日)~2024年12月25日(水曜日)
営業時間:
・火曜日〜金曜日 11時〜21時(最終入場20時30分)
・土曜日及び休日 10時〜19時(最終入場18時30分)
休館日:月曜日
入場料金:無料

公式HP:https://www.sports-tokyo-info.metro.tokyo.lg.jp/miru/kokusai/tokyo2020archive.html

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