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次世代エンジニア向けハッカソン「GIFTech Academy」参画企業担当者が若手エンジニアに伝えたい3つのポイント


株式会社レアゾン・ホールディングスは、エンジニアとクリエイターが共創し、個々人(N=1)に特化したパーソナライズサービスの開発に取り組むための「N1エンジニアリング」と題したハッカソンをスタートし、3月16日・17日に「GIFTech Academy」を開催しました。

 

レアゾン・ホールディングスが「N1エンジニアリング」を始動

レアゾン・ホールディングスは、”世界一の企業へ”を掲げ、主に「広告事業」「ゲーム事業」「フードテック事業」「ブロックチェーン事業」「コンテンツ事業」などの領域を中心に事業を展開。

各事業領域同士で事業シナジーを高めることで、他社にはない事業展開や新規事業を創出しています。

レアゾンはこの度「N1エンジニアリング」と題したハッカソンを始動。

本ハッカソンでは、エンジニアとクリエイターが共創し、個々人に特化したパーソナライズサービスの開発に取り組むと説明。まずは一人のユーザーを満足させるプロダクトを開発することから始め、将来的には不特定多数をターゲットとした製品をゼロから開発するスキルを磨くことが目標とのこと。

3月16日、17日に開催した「GIFTech Academy」では総勢34名のエンジニアが参加して「N1エンジニアリング開発」の基礎を学び、更にはゼロから有名なプロダクトを開発した参画企業のエンジニアが登壇する講義を受講しました。

 

ドキュメントフィルム「MVP Focus」に取り上げた3社が登壇

サービスやプロダクトが生み出された背景を、実際に開発に関わった人々の声を通じてエンジニア視点で伝える動画となっており、現在までにmenu株式会社、株式会社Preferred Robotics、株式会社Abema TVの3社のプロダクトやサービス開発におけるストーリーをYouTubeにて公開中。

GIFTech AcademyではまずMVP Focusを上映し、その後株式会社Abema TVから⻑瀬慶重さん、株式会社Preferred Roboticsから寺田耕志さん、menu株式会社から友兼諭史さんが登壇。

プロジェクトを進めていくにあたっての重要なマインドやプロセスなどを伝えていく講義を実施し、成功の要因や当時の課題などについて振り返りを行いました。

ABEMA立ち上げ当初の話題では、特に大きな課題であったUI・UXの設計において、一切の妥協をせず作り上げていく姿勢を披露。

デザインのこだわりをモックアップで見える形にしたことで、全エンジニア・全開発チームと意思統一をはかりながらも解像度を高めないゴール設定をすることで、自由と責任を全員が持って高い水準を目指していくことを話されました。

Preferred Roboticsが展開する、人の指示通りに自動で動く家具「カチャカ」では、好きなモノやエンジニアのこだわりだけで作るのではなく、作ったモノが売れるためにマーケターやデザインなどを担当する他チームと連携をとっていくことが重要であると説明。

また、制作期間4ヶ月のスピード開発でローンチしたデリバリーアプリ「menu」では、とにかく市場に早く投下してユーザーからフィードバックをもらい改修することで、ユーザーのニーズに合ったサービス作りに適しており、機能をアップデートしてより良いモノを提供することが出来たと振り返り、3社それぞれの成功の要因を話されています。

 

3社のキーマンが伝える3つのポイント

講義の最後には、生成AIが全盛する時代においてこれからエンジニアの価値が下がっていくこと、明るい未来を切り開くには自分の価値をしっかり考えることが重要であると述べ、続けて登壇した3名から「若い世代に伝えたい3つのこと」が発表されました。

・株式会社Abema TV ⻑瀬慶重さん
「AI全盛の時代、テック業界でエンジニアのレイオフ報道が相次ぐ中で明るい未来を切り開くためには“1働く環境(が全て)、2変化を楽しむ、3AIには置き換えれない(コミュニケーション能力などの)ソフトスキルを身につける”ことが重要です。」

・株式会社Preferred Robotics 寺田耕志さん
0からのプロダクト開発において、良いモノを作る(発想)だけではなく、ユーザー視点を取り入れた”売れる”モノづくりが重要。そのためには“1思い込みを捨ててファクトベースで考える、2想像上のお客様でモノを作らない、3仲間とのコミュニケーションを重視する”ことが大切です。」

・menu株式会社 友兼諭史さん
「より早く市場に(ユーザーに)届ける、多くのユーザーのフィードバックをえる、それに適切に対応していくスピード開発。“1本当に必要な機能に絞る=捨てる、2動くものをみて考える、動かして考える3エンジニアの範囲は無限(エンジニアの範囲はプロダクトに関わること全て)。担当する範囲を制限しない”ことを意識していくと良いと思います。」

とそれぞれ発表しました。

GIFTechを体験している佐藤貴子さんは「3社のMVP Focusや講義の内容を体現するプロジェクトがGIFTechです。このカリキュラムを体験して、ものづくりの本質を知ることができた。プロダクト思考で共創することの楽しさを実感して欲しいです。」とコメントしています。

 

企業のロイヤリティアップにも貢献

GIFTech Academy終了後に「プロジェクトに参画する企業のサービスについて、受講後の印象の変化」を聞いたところ、参加者の半数以上が「企業に入りたくなった」「サービスに対してファンになった」「応援したくなった」と回答しました。

興味を持ったと回答した参加者も合わせると、なんと8割以上がポジティブな印象を持っていることが明らかに。

今回のハッカソンを受けて『GIFTech -テクノロジーとモノ創りを楽しむ才能』に参画している企業のロイヤリティも高めることが出来る結果となりました。

参加者からは、

「MVP開発について自社にも活かせそうな知見を多く得ることが出来た」
「MVPを作る上での必要なマインドセットやプロセスなどを含め、学びになる点が多かった」
「有名サービスの開発時の苦労やアドバイスなどを直接聞くことが出来た」
「通常では聞けないような社員の方のマインドや、企業内で重要視されていることを知ることが出来た」
「MVP開発のときの着眼点や課題発見、解決フローについて、以前より解像度があがった」

といった声も寄せられており、好評であったことが分かります。

 

企業が苦心してローンチしたサービスの背景やエンジニアの思考・想い等をしることで、自身の学びだけでなく参画企業への興味・関心も高める結果となった「GIFTech Academy」。

今後の開催情報等については、公式サイトなどをぜひチェックしてみてください。

URL:https://giftech.io/

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