サントリー食品インターナショナル株式会社(以下、サントリー)は、サントリーの主要飲料ブランド商品である「サントリー天然水スパークリングレモン」の映画館広告の上映会を開催。
上映会では、サントリーから伊藤正明氏と株式会社チョコレイトからクリエイティブディレクターの栗林和明氏が登壇。
本プロジェクトについてのトークセッションも行われ、映画館広告のコンセプトや映像ができるまでの経緯についても伺いました。
架空の遊園地「スパークリングパーク」の世界へ
会場となったのはユナイテッド・シネマ アクアシティお台場。
実際の映画館での上映会で、場内を見渡すとお子さん連れの来場者も多くいらしており、会場はとても賑わっていました。会場の様子からも期待の高さが伺えます。
私も初の4DXを体験するということもあり、ワクワクしながら上映されるのを待っていました。
上映が始まるとあっという間の1分42秒でした。サントリー天然水スパークリングレモンのブランドの世界観を表現した映像は圧巻の一言。
映画館で1分42秒の短い映像を見るのは初めてだったのですが、こんなに感動した1分42秒も初めてです。
自動販売機で飲料を買うという日常から始まり、CGと4DXの技術を駆使して「サントリー天然水スパークリングレモン」をイメージした架空の遊園地「スパークリングパーク」の世界へまさに一瞬で没入させてくれます。
映画館なのに、本物のジェットコースターに乗っているような感覚、体感そして映像体験でした。
鑑賞中はジェットコースターに乗っているかのような動きと揺れを味わえます。そして風や水しぶきを感じることもでき、映像と相まっての世界観はまさに「飲み物の新しい飲用体験」でした。
この写真のブレで4DXの臨場感を少しでも味わってください…。
これでもブレずに撮れたほうです。
鑑賞中は写真が全く撮れないです。「まるでジェットコースター」ではなく、「もはやジェットコースター」でした。
映像体験で飲み物の世界観を味わうというのは初めての経験です。
新たな映像体験をしたことにより、これからの新時代を感じた1分42秒でした。
是非、映画館にて「スパークリングパーク」の世界観を体感してみてください!
メタバースを通じて、新しいコミュニケーションの先へ
上映後にはサントリーの伊藤正明氏と、株式会社チョコレイトのクリエイティブディレクターの栗林和明氏がご登壇され、トークセッションが行われました。
左から栗林和明氏、伊藤正明氏
映像を中心としたクリエイティブディレクションを行っている栗林氏は「めちゃくちゃ楽しみだった」と話されていた本プロジェクト。
「これは面白いものが作れるのではないか。凄いものができるのではないか」というワクワク感から、提案書ができた時には手が震えるほどだったと当時の心境を語っておられました。
それでも、いざ制作するとなるとかなり大変であったともコメントされており、苦楽があったことも伺えます。
映像のこだわりについては、ジェットコースター動画とメタバースという切り口から晴れやかさや楽しさを伝えることを重要視されたそうです。
そしてもう一つは、「いきなりCG世界から始まるよりも、自動販売機という日常の世界から急に切り替わることで見ている人がびっくりするのではないか。」というのが自動販売機を使ったきっかけと明かしておりました。
そして自動販売機には夢のあるものとして捉えていたという栗林氏。人とは違った視点からの発想によって、今回の映像が作られていったようです。
出演者であるARuFaさんを起用したきっかけについても言及されており、今回流れていた曲もARuFaさんが歌っているのですが、「めちゃくちゃ歌がうまくて、テーマソングにも合う」
そしてARuFaさんはアニメキャラクターになりたいという夢があるそうなので、そういうことなら今回のキャラクターに合っているのではないか。といった経緯で出演に至ったそうです。
飲料の新しいコミュニケーションの形を模索するコンセプト
コンセプトについては伊藤氏からお話がありました。
飲料の新しいコミュニケーションの形を模索するというプロジェクトとして始まり、「天然水スパークリングレモン」のブランド独自価値である「晴れ渡る気持ちへのスイッチ」というのを、”青空”と”レモン”で表現することを大切にされていたそうです。
今回作られた作品は、まさにこのコンセプトを感じさせてくれる映像でした。
そして以前から始動されている【飲むメタバースプロジェクト】についてのお話もありました。
飲み物の新しい飲用体験をメタバースを介することでどんな未来が待っているかというのを体験して学び、Twitter上で発信。
「スパークリングパーク」関連の動画はTwitter上で計900万以上の再生と20万いいねを超えるなど大きな反響があり、伊藤氏のお子さんによる自宅での4DX体験動画がTwitterで話題となっております。
お子さんの最高のリアクションや本編動画のクオリティーの高さが反響を呼び、そこから4DXにしてみたら面白いんではないかという発想から生まれたのが、映画館での4DX広告映像となった経緯も語っておられました。
そして「こんな未来があったら面白いよねという、未来を想像して、この出口に至った」と伊藤氏。
商品をど真ん中に置きつつも、見ている人が楽しい気持ちよくなれるような映像を意識されていたそうで、今後も誰かにシェアしたくなる、伝えたくなるような企画を展開していきたいと、これからの展望についても話してくださいました。
栗林氏は熱量のリミットを外すことが凄く大事だと実感したそうで、
「今回のプロジェクトも制作者全員の尋常じゃない熱量が詰め込まれている。そういうものが一つに凝縮されると見たことのないものにたどり着けるんだなという感覚があった。だから今後はこのプロジェクトの10倍100倍の凄いものを作っていきたい」
と制作に対する熱意を伝え、トークセッションが締めくくられました。
開催概要
●「サントリー天然水スパークリングレモン」4DX映画館広告
開催期間:2022年12月16日~12月22日
上映映画:『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』4DX上映(本編上映前にて上映)
上映映画館:ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場
商品概要
適度にミネラルを含んだ「サントリー天然水」を使用。キリっと強めの爽快な刺激に、有機レモン果汁を加えました。
レモンの爽やかな香りと、すっきりとした後味が特徴の無糖炭酸水です。
●サントリー天然水スパークリングレモン
サントリー公式WEBサイト:https://www.suntory.co.jp/
ブランドサイト:https://www.suntory.co.jp/water/tennensui/index.html?fromid=001&_ga=2.130840143.1712089724.1671018011-1810161408.1671018011