高い断熱性能で、夏は涼しく冬は暖かい“快適な住まい”を実現する「APW」樹脂窓シリーズを提供するYKK AP株式会社(以下、YKK AP)は、本格的な冬を前に20代~60代の男女1,105人に、「冬に発生する家庭内の課題と窓の関係についての意識調査」を実施。
2022年冬の節電要請発令についてや、冬場に悩まされる住宅の困りごとについて、半数以上が暖房で対策を行おうとしていることが分かりました。
YKK AP「冬に発生する家庭内の課題と窓の関係についての意識調査」を実施
冬の困りごと1位は「暖房使用による電気代上昇」
YKK APが実施した「冬に発生する家庭内の課題と窓の関係についての意識調査」では、12 月1日より3月末までを目処として、数値目標を設けない節電要請を実施しています。
「あなたが、冬に感じる住まいの困りごとはありますか?」という質問については、第1位に「暖房使用による光熱費の上昇」52.9%、第2位に「朝起きたときに室内が寒い」ことが51.0%、第3位に「トイレ/浴室・脱衣室/廊下が寒い」が48.2%という結果となりました。
総務省が発表している消費者物価指数では、2022年10月の電気代は昨年の前年同月比よりも20.9%も増加している中で、表裏一体である光熱費と部屋の寒さに関しても高い関心がもたれているのが分かります。
カビの発生原因「結露」対策実施中の家庭は約1/4
結露を放置するとカビが発生する原因となることを知っている方は86.5%と非常に高い数値だったのにも関わらず、対策を実施していると回答した方は僅か27.9%という結果に。
結露は湿気が多いことや、温度が低かったりすることで発生しやすくなる現象。
結露が原因で発生する「カビ」はダニ・害虫を発生させ、カビの胞子やダニの糞を吸い込むことでぜんそくやアトピーなどの健康被害にも繋がってしまう可能性もあります。
結露対策をしない理由は「面倒」「対策がわからない」
結露を発生させないための対策を「実施していない」と回答された方に理由を聞いたところ、「対策を行うのが面倒」「どんな対策があるのかよくわからない」という回答が多いことが分かりました。
結露を抑えるには「十分な換気」と「水蒸気の発生源を減らす生活」が必要不可欠。具体的には調理時や就寝前に換気をしたり、洗濯物の室内干しを控えたりすることなどが重要なのだとか。
YKK APでは、結露が発生する理由や自宅で出来る結露対策などの情報も発信中。特に部屋の窓周りは結露が発生しやすい場所のため、「窓を断熱化」することが結露対策の大きなポイントになると説明しています。
節電要請「具体的な対策する方」は僅か17.3%
昨今のウクライナ情勢によって、今年の冬に節電要請が発令されることを知っていた方は69.7%だったものの、実際に具体的な対策を実施しようと考えている方は、たったの17.3%という結果に。
節電要請が発令されることを知り、「何かしらの対策を取らなければならない」というのを頭では分かりつつも、具体策まで考えられていない方が大半だということが分かる結果となりました。
節電対策は6割以上が「暖房の使用方法」で何とかしようとしている
節電要請発令を受けて何らかの対策を実施予定と答えた方のうち、「暖房の設定温度を変更する」「暖房の利用時間を減らす」のどちらか、または両方を実施しようとしている方は「合計487名で64.4%」となり、多くの人が「暖房の使用方法」で節電を実施しようとしていることが判明。
資源エネルギー庁によると、冬季の家庭における1世帯1日あたりの電力消費量(2018年度)は14.2kWで、そのうち32.7%が「エアコン」、14.9%が「冷蔵庫」、9.3%が「照明」と、この3つで電力消費量全体の半数以上を占めています。
そのため、暖房の使用方法で節電を実施することは比較的効果があると考えられるとYKK APは解説。
しかし、その工夫にも限界があります。東京大学大学院准教授の前真之先生は、「窓を交換することによる建物の断熱性向上」を解決策として推奨しています。
窓を「樹脂製窓」「二重窓」にするだけで冬の困りごとが全て解決
「窓を交換するだけで、本当に冷暖房費の節約になるの?」と思う方も多いことでしょう。
部屋の暖気、つまり熱は「温度の高いところから低いところへ移動していく」という性質があり、実は窓・壁・床などから外に逃げてしまうと言われています。
特に家の中から流出する暖気の約50%が「窓」から流出することが分かっており、これが部屋が「夏は暑く、冬は寒い」原因となっているのです。
そんな窓からの熱の流出を抑えるのが“樹脂窓”。樹脂窓は、窓のフレームが樹脂で出来ているため、断熱・遮熱・気密性に優れています。
窓の断熱性能を高めると暖気が逃げにくくなるため、室内の温度低下を抑制し、効率良く冷暖房を使用することが出来ます。また、窓を樹脂窓に交換すると、年間約22,000円もの節約になるというデータも出ているそう。
さらに、しっかりと断熱することで外の気温の影響を受けにくくなって保温性が高まり、結露を抑える効果も。
結露を放置するとカビが発生する原因となることを知っているにも関わらず、「対策方法が分からない」と答えた方にもぜひ検討して欲しい結露対策の方法だと、YKK APは説明します。
前真之先生も窓の交換や断熱リフォームについて、
「窓を換えるというと大変そうに思うかもしれませんが、既存の窓を残して内側に新しい障子を追加する内窓なら、低コストで工事も簡単です。」
とコメント。実際に内窓を入れたそうで、採寸で半日・施工も1日で完了するなど、想像以上に簡単に窓の断熱化が可能となっていると。
「冬の暖かさと夏の涼しさはもちろん、外の騒音も聞こえなくなり、内窓の効果を実感しています。窓改修による断熱の効果に注目し、国も大規模な断熱窓改修への補助金も用意しているので、今が窓改修のチャンスです。」
と推奨しており、窓の交換は劇的な冷暖房費の抑制効果を生むと話されています。
部屋の窓に断熱カーテンをプラスするだけでも効果が期待出来る程、窓からの熱流出は大きな割合を占めています。しかし結露を防ぐまでには至らないため、カビの予防のために掃除の手間が掛かることに。
採寸・施工にも時間が掛からず、すぐに取り付けが出来る内窓施工も含め、樹脂窓への交換に興味がある方は、特設WEBサイトなどから詳細を確認してみてはいかがでしょうか。
結露対策URL:https://www.ykkap.co.jp/consumer/lifestyle/articles/616
YKK AP特設WEBサイト:https://www.ykkap.co.jp/consumer/satellite/sp/healthcare-mado/