長かった今年のGWも過ぎ、日常の慌ただしい日々に戻ってはや数週間。心身のだるさにより気分も沈みがち、無気力や睡眠不足、イライラなど俗にいう「五月病」の症状を感じている人も多いのでは?そんな時は、心と体に効果的にアプローチするアロマオイルを活用してみましょう。今回は、“時間帯”に着目したおすすめアロマをご紹介。朝・昼・夜それぞれの時間別に、心身の状態に合わせて使い分けたい効果的な香りの楽しみ方をみていきます。
心身に不調をもたらす五月病
GW明けに、仕事に行きたくない、何となく体調が悪い、集中できないなどの状態を総称して呼ぶ「五月病」。症状としては、無気力、食欲不振、不眠などで、主な原因はストレスと考えられています。
就職や転居などで新しい環境に変わる人が多い新年度は特にストレスが溜まりやすい時期であるとともに、新生活に対応するために張り詰めていた緊張が一気にほぐれる時期でもあるため、疲れがどっと出てしまうことがあります。
症状緩和にアロマを取り入れよう
アロマは香りによるリラクゼーション効果だけでなく、植物が持つ香りやさまざまな働きを利用して心身のトラブルの解消に役立てることができます。
植物から抽出した天然の化学成分のため、医薬品と異なり体のあらゆる症状に緩やかに作用するのが特徴です。五月病による鬱々とした気持ちや不眠の解消に、ぜひアロマを取り入れてみましょう。
時間帯別・おすすめアロマ&活用法
一日の時間帯別にみる、心身を整えるおすすめアロマとその活用法をご紹介します。
朝:活力と元気をもたらすアロマ
・ペパーミント:眠気を取り除いて頭の中をスッキリと覚醒する効果
・ローズマリー:心身に活力を与える
昼:リフレッシュと午後の活動に向けた集中力アップを促すアロマ
・フランキンセンス:集中力アップ
・レモンやライム:爽やかな香りで気分をリフレッシュ
【活用法】お昼は外出先でも手軽にアロマを楽しめるようアロマミストを携帯しましょう。
-アロマミストの基本レシピ(30ml)-
1) 精製水 20ml
2) 無水エタノール 10ml
3) お好みの精油 10滴(肌に使う場合は3〜5滴ほど)
-作り方-
1) スプレー容器に無水エタノールを10ml入れ、お好みの精油を加えて混ぜる。
2) さらに精製水を加えたら容器のふたを閉め、よく振って混ざったら完成。2週間を目途に使い切るようにしましょう。
「一瞬で眠気を覚まし、仕事のモチベーションを上げる呼吸法」
「オフィスでのリフレッシュにどうぞ。 体のダルさがスッと抜ける、チェアヨガ」
夜:リラックス効果の高いアロマ
・セージ:甘くスパイシーな香りで幸福感をもたらす
・イランイラン:エキゾチックな香りが眠りに導う