美味しい明太子があれば、ごはんがいくらでも食べられる。そんな人は多いのではないだろうか。長崎名産の「あごだし」と「ゆうこう」、その魅力的な響きはどちらも気になる…。ということで『あごだし明太子』と『ゆうこうゆず明太子』の両者を食べ比べてみた!
うま味が凝縮された長崎ならではの味
マルハニチログループの大洋食品(長崎県)は、主に水産加工品の製造・販売を手掛ける会社。同社のたらこや明太子は、厳選された食材を自慢の調味液で漬け込んだもの。塩辛すぎず、まろやかな味でファンも多い。
長崎では、飛び魚を「あご」と呼ぶそうだ。厳選された飛び魚から手間暇かけて作られた「焼きあご」からとった出し汁は、他にはない独特の風味。
時代に先駆けてこだわりの有機醤油を作ってきたことで知られる「チョーコー醤油」との共同開発で、この出し汁から、本品に使われる「あごだし調味液」が生まれたのだ。
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黒地に赤い「長崎加工」の文字が輝くパッケージはインパクト大
そんな「あごだし調味液」に漬け込まれた長崎ならではの『あごだし明太子』(500g/一本物・希望小売価格 税込3,024円・販売中)は、同社の人気商品。
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長崎の風景が目を引くカラフルなパッケージも素敵
また、長崎市の一部の地域だけに自生する「ゆうこう」は、柚子に似た柑橘系。遠い昔からキリシタンの里で愛されたという幻の果実だ。
その果汁に「あごだし調味液」がブレンドされた、「ゆうこうゆずあごだし調味液」に漬け込んだ『ゆうこうゆず明太子』(500g/一本物・希望小売価格 税込3,240円・販売中)は、焼きあごの風味と爽やかな酸味が生きる長崎らしさがあふれる逸品。
今回は、そんな二品を食べ比べてみよう。
しっかりした粒感に驚き!
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解凍は冷蔵庫で半日かけてゆっくりと
二品とも明太子がぎっしり詰まって圧巻!
どちらも色鮮やかで美しい。しいて言うなら『ゆうこうゆず明太子』のほうが少しトーンが明るいだろうか。いずれにしても、こんなにきれいな明太子に期待度マックスだ。
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あごだし明太子
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ゆうこうゆず明太子
どちらもツヤツヤで美味しそう~。
この粒感が、お分かりいただけるだろうか。
どちらの商品も、粒が本当にしっかりとしている。
一つ一つが美しい姿で、ていねいに作られていることが伺える。
さて、いよいよ実食…。
うま味たっぷり『あごだし明太子』と爽やかな『ゆうこうゆず明太子』
まずは『あごだし明太子』から。
しっかりとうま味が感じられ、辛味とのバランスもよく、一般の明太子に比べて優しい味わい。あごだしのうま味で引き出された味づくりは、食べる人を選ばない美味しさだ。
ただ辛いだけではなく、まろやかで程よい辛みが嬉しい。味が濃すぎないので、単品でも美味しく食べられる。
では『ゆうこうゆず明太子』のほうはどうだろう。
爽やかで優しい…。そして、柔らかな味わいの中に、じんわりとうま味が感じられる。柑橘の味をダイレクトに感じるわけではないけれど、この爽やかさは「ゆうこう」の成せる業。
「あごだし」と「ゆうこう」が織りなすハーモニーは絶妙だ。
どちらもごはんが止まらない禁断の美味しさ!
明太子といえば、やっぱり白ごはん。それぞれを味わってみよう。
ごはんにのせれば幸せが訪れる…。
温かさで香りが立ち、何ともいえない美味しさ。そして、粒の舌触りがなめらかで食感も◎。ごはんの甘みと相まって、この風味には抗えない。
心ゆくまで味わいつくそう…。
さて、今度は爽やかな味わいとのコラボ。ギュッと詰まった粒を崩していくのは至福の時…。
とっても軽やかな食べ心地でグイグイいけちゃう。この爽やかでまろやかな味わいのおかげで、これもまた、ごはんが進んで仕方がない。
『あごだし明太子』と『ゆうこうゆず明太子』、どちらもごはんの消費が止まらなくなりそうな禁断の美味しさだ。
優しい味わいでどちらも絶品!
一般の明太子は塩味が強過ぎて、なかなか単品で食べたいと思えないが、この二品は、そのままおつまみにしたくなる。
記者は、今まで明太子を一度にたくさん食べたことはなかったが、この優しい味わいならいくらでも食べられそう。
ぜひ、食べ比べて好みの味を見つけてみて。
美味し過ぎる『あごだし明太子』『ゆうこうゆず明太子』は、通販サイトにて販売中。