今年もまもなく冬の到来。クリスマスマーケットでも人気のホットワインは、寒い季節には特にうれしいスパイスが効いたワインだ。冬の料理によく合うので、クリスマスの食卓にもぴったり。『グートロイトハウス グリューワイン 赤・白』を味わってみた!
老舗日本酒メーカーが扱うドイツワイン
1743年創業の白鶴酒造(兵庫県)は、日本酒の醸造・販売を行う老舗酒造会社として知られている。日本酒のイメージが強いが、実は様々なお酒を手掛けており、輸入ワインの品ぞろえも多彩だ。
今回は、クリスマスシーズンに飲みたい『グートロイトハウス グリューワイン 赤・白』(1L・希望小売価格 税込各1,824円・販売中)というドイツワインをご紹介しよう。
ドイツのクリスマスといえば、都市の広場で行われるクリスマスマーケットが思い出される。今では日本各地でも開催されているが、寒い屋外で飲むグリューワイン(ホットワイン)は格別の味わいだ。
そして、クリスマスに欠かせないのがスパイス。ジンジャーブレッドやシュトーレン、ミンスミートパイなど、クリスマスを象徴する食べ物もスパイスの風味が効いたものが多い。
スパイスの中でも、シナモン、クローブ、ナツメグは、キリスト誕生時のお祝いに「東方の三博士」が贈った乳香、没薬、黄金の宝物を象徴するものとして重宝されているそうだ。グリューワインにも、クリスマスならではのシナモン、クローブなどのスパイスが含まれている。
それでは、このシーズンならではのワインを味わってみよう。
温めて楽しむ新たなワインの魅力
まずは赤ワインから。クリスマス気分が高まるラベルもいい感じだ。
電子レンジで温めれば簡単にできちゃう。
常温では、美味しそうな甘口赤ワインの香り。
温まると、ふわ~っといい香り。赤ワインにスパイスの香りが豊かに広がる。
飲んでみると、まろやかなワインの酸味とスパイスが溶け合い、程よく甘み付けされた味わいが心地いい。デザートワインとしてもぴったりだ。
体が一気に温まるので、冬の夜長に素敵な時間が過ごせそう。
次は白ワインを飲んでみよう。実は、記者は白ワインをホットで飲むのは初めてなので楽しみ。
こちらも耐熱容器に注いでレンジで温めよう。
赤とは全然違ったイメージだ。はちみつを思わせるようなコクのある華やかな香り。ぶどうを感じるフルーティーな味わいで、スパイスは主張せず、きれいに溶け込んでいる印象。白ワインはすっきりした美味しさだ。
赤・白どちらも甘さやスパイスのバランスが絶妙。温めることでアルコール度数が少し下がるので、比較的飲みやすい味わいとなる。
クリスマス料理やスイーツにも
スパイスの効いたもの同士は相性が良いのでクリスマスのお料理にも合わせやすい。もちろん、クリスマスメニューだけでなく、スパイシーな肉料理や甘めのソース料理などにもマッチしそうだ。
また、甘口ワインはスイーツとのマリアージュもうまくいきやすい。
今回はクッキーをお供にしてみよう。
バターの風味と甘みが溶け合って、スイーツ×ホットワインは想像以上に至極の組み合わせだ。
バニラの香りが効いたクッキーは、スパイスの風味と相まって一体感のある美味しさになる。また、チョコレートクッキーは赤ワイン、フルーツジャムが乗ったクッキーは白ワインとのペアリングが好相性。スパイスクッキーは、ワインと共通の香りでクリスマス気分も更に高まりそう。
ホットで飲むドイツワインは冬にぴったり!
ホットワインは体を芯から温めてくれるので、寒い季節におすすめ。温めて飲むと、ワインの芳醇な香りが引き立って、普段飲んでいるワインとは一味違う風味。
今年のクリスマスは、ドイツの冬の定番、ホットワインをぜひ味わってみて。
公式サイトによると、冷やして飲んでも美味しいそう。
スパイスが香る『グートロイトハウス グリューワイン 赤・白』は、全国の酒販店、公式オンラインショップなどで販売中。
※お酒は20歳になってから