誕生から今年で38年目を迎える「ねるねるねるね」と「ヨーロピアンシュガーコーン」がまさかのコラボ! 『ヨーロピアンシュガーコーン ねるねるねるね味』は、その名の通りねるねるねるねのブドウ味をイメージしたシュガーコーンアイスだ。知育菓子がねりこまれたヨーロピアンシュガーコーンは化学変化を起こすのだろうか?
ともに38年を迎えるブランドが困難を乗り越えコラボに成功!
クラシエ株式会社 フーズカンパニー(東京都)の「ねるねるねるね」と「ヨーロピアンシュガーコーン」は、ともに1986年に誕生したロングセラーお菓子。今年で38年目を迎える仲間同士であることから、まさかのコラボレーションに至ったようだ。両ブランド担当者は、「これまでにないチャレンジをしよう!」という熱い想いから企画立案し、様々な難題を乗り越えて実現したのだという。
今回紹介するのは、『ヨーロピアンシュガーコーン ねるねるねるね味』(60ml×5個・オープン価格・2024年6月17日発売 ※期間限定)。
コラボというと、食べるだけの記者らにとっては相手のフレーバーにしただけ、と思いがちだが、その過程には驚くほどの苦難がある。アイス、チョコ、コーンの三位一体の甘い味わいが特徴の「ヨーロピアンシュガーコーン」に、酸味の強い「ねるねるねるね ぶどう味」を再現しようとすると、チョコの甘さやコーンの食感が邪魔をしてしまう。
試行錯誤を重ねた結果、新たにぶどう果汁を5%追加し、アイスの味を整えることで「ヨーロピアンシュガーコーン」らしさを生かしつつ、「ねるねるねるね ぶどう味」の味わいを再現したという。
アイスの螺旋が「ねるねるねるね」にそっくり! ぶどう味へのこだわりを感じた一体感のある味わい
パッケージは、魔女さんがでてくる昔のCMの背景をイメージした紫デザイン(このネタが伝わるのは30代以上だろうなぁ)。家族や友達とシェアしやすい5個入り。
うずを巻いたアイスは、鮮やかな紫色。この形が、ねるねるねるねを混ぜた時の形を思わせる。これもコラボをするうえでのポイントだったようだ。
ぶどうの濃厚な香りを楽しみながらコーンと一緒にザクっと食べると、コーンの風味とともに、ぶどうの、いや「ねるねるねるね ぶどう味」の味わいが口に広がる。
甘みの強いぶどう味ではなく、酸味のしっかりした懐かしさを感じる味わいだ。「ねるねるねるね ぶどう味」にこだわったことが伝わってくる。
5%のぶどう果汁やコーンのおかげか、ジューシーなみずみずしさもありつつ「ヨーロピアンシュガーコーン」らしい贅沢感もある。ちなみにコーンの内側にはホワイトチョコがコーティングされているが、あまり主張は強くないので純粋にぶどう味が楽しめた。
食感や贅沢感は「ヨーロピアンシュガーコーン」なのに、味わいは「ねるねるねるね ぶどう味」という不思議な体験ができるのもコラボならでは。大人になると「ねるねるねるね」を買うのは恥ずかしいという人も買いやすいと思うので、この機会に童心を思い出してみてはいかがだろうか。
全国のスーパーマーケット、ドラッグストア、バラエティストアで発売中。