2024年も猛暑がやってきそうな予感、せめておうちの中ではひんやり感を感じていたい。『ペルチェ式冷風扇』は、夏物家電の注目アイテム! この1台があれば、蒸し暑い夏でも快適に過ごせそう。最新冷風扇は初体験の記者、どんなひんやりが待っているのかためしてみた。
保冷剤がいらない『ペルチェ式冷風扇』が新登場
創立55年を迎えた丸隆(東京都)は、健康器具や一般家電など生活を支える製品を多く取り扱っている。
今回ご紹介する『ペルチェ式冷風扇』(品番MA-871-WH・希望小売価格 税込21,780円・発売中)は、これから汗ばむ季節に向けてチェックしておきたい夏物家電。
商品名を見て気になった「ペルチェ」という言葉、いったいどういう意味なのだろう。「ペルチェ」とは、冷蔵庫などに搭載されている冷却装置のこと。背面から吸い込んだ室温の風を、冷却部である「ペルチェ」で冷やした水を通すことで、室温よりも低い冷風を送り出してくれるのだとか。
このペルチェ式を採用することで、お水だけで冷風を送り出すことを実現(※)。今までの冷風扇では主流だった、氷や保冷剤を交換するという手間を省けるというのだ。
(※)冷風(ペルチェ)モードは本体を循環する水が冷えるまで約15分かかる。使用環境により水が冷える時間は異なる。
こちらのセット内容は、本体と付属品(リモコン、キャスター4個、お試し用ボタン電池CR2025×1個)。
本体は風量4段階(弱・中・強+パワフル)、リズム風量、上下・左右にスイングするオートルーバーを採用している。また、切タイマーやおやすみモード、マイナスイオンと機能が充実しており、フィルターやタンクのお手入れがしやすい点も見逃せない。至れり尽くせりの機能に期待が高まる予感、さっそく『ペルチェ式冷風扇』をおためししよう!
キャスターで好きな場所にスーッと移動、好みの風量設定ができる
キャスターを本体の前後(前方はストッパー付き)に取り付け、コンセントに電源コードをつなげて準備完了。
本体の重さは約7.1㎏だが、キャスターが付いていることで腕力のない記者でも移動が簡単にできる。
操作パネルの中央には周辺温度(目安)&タイマー時間、各機能ボタンがマークとともに表示。風量ボタンをピッ! と押すと、弱:緑色・中:青色・強:赤色とアイコンのLEDランプが3段階に変化するので一目でわかりやすい。
スイング機能は本体ルーバーが上下・左右に動き、どちらも約80度可動する優秀さ。風量弱運転は扇風機に比べて音が静かで、パワフル運転はとにかく風が強い。
離れた場所からの操作は、付属のリモコンが大活躍!
お水だけでひんやりが続く冷風パワー
続いて冷風モードをためしてみよう。本体の下部にあるタンクを引き出し、タンクの水位目盛りMAX位置までお水を入れてセット。
冷風ボタンを押してしばらくすると、本体内部に水が流れていくような音がして、背面のフィルターがぬれていくのがわかる。なお、冷風を使用する場合は、結露などで床がぬれる場合がある。使用時は本体が入る大きめのトレイを用意しよう。
冷風ボタンは白色! 風量はお好みで。
しばらくすると、送風からひんやりとした冷たい風に変化! 冷えすぎない温度がちょうどイイ。
ただ部屋の温度自体を下げてくれるわけではないので、クーラーとの併用がおすすめだ。
エアフィルター&フィルターはお手入れカンタン
気になるお手入れ方法だが、エアフィルター、フィルターともに軽く水洗いしてほこりなどを取るだけでOK。お手入れの手軽さもなんとも魅力的だ。
『ペルチェ式冷風扇』は、扇風機など夏物家電を探している人におすすめ!
購入は全国のホームセンター、ディスカウントストア、ECサイトにて。