日差し対策にサングラスを着用する人は多いが、普段からメガネをしている人にとってはかけ替える手間が正直めんどくさいもの。愛眼の『調光レンズ 可視光線タイプ』は、光量に応じて色が変化するレンズだとか。実際に色合いの変化実験をしつつ、ご紹介させていただこう!
メガネとサングラスを光量で使い分けられる便利なレンズ!
「メガネの愛眼」でお馴染みの愛眼株式会社(大阪府)からは、太陽光(紫外線)を浴びることで濃い色合いに変化する「調光レンズ」をオプションで設定することができる。通常時では普通のメガネとして、日差しが強い屋外のシーンではサングラスとして、大谷翔平のような二刀流の活躍をしてくれる魔法のレンズだ。
しかし、太陽光(紫外線)によって色が変わるため、車のフロントガラスなどUVカット加工されたシチュエーションが弱点となっていた。
『調光レンズ 可視光線タイプ』(オプション価格 税込8,800円〜)は、その弱点を補い車内でも光量に反応して程よい濃さに変化してくれる。室内では普段使いのレンズとして使用できるので、仕事など日常生活を過ごす上で問題ない。
値札価格が税込13,200円以上のメガネを購入すると、超薄型レンズや遠近両用レンズが付いてくるが、オプションとして税込8,800円〜の追加で可視光線タイプの調光レンズを選択できる。
『調光レンズ 可視光線タイプ』をかけてみた!
まずはビジュアルチェック! 眼鏡をかける記者にとっては、かかせないポイントだ。
レンズは、ほぼ透明なので室内では違和感なく使用できる。
シンプルかつスマートなデザインで、スマートな印象を与えてくれる。「どこでも使える」を重要視している記者にとっては嬉しいデザインだ。
色の変化を計測!
『調光レンズ 可視光線タイプ』のカラーバリエーションは、グレーやブラウン、グリーンが選択可能。今回は色の変化が分かりやすく女性もコーディネイトを合わせやすい「ブラウン」カラーの『調光レンズ 可視光線タイプ』をかけて、色合いがどれくらい変化するのかをおためししてみることに。
※計測日の状況
天気:晴れ
気温:25℃
時間:13時30分より計測開始
※調光レンズは天候(紫外線量)、季節(気温)で色の変化や濃度に違いが出るので計測時間は目安です。
『調光レンズ 可視光線タイプ』が付いたメガネを装着。日光を浴びて1分程度待ってみて色合いを確かめると、一瞬で濃い色合いに変わっていた!スマートフォンの計測ではおよそ2秒という驚異の結果に。
付けていると「変わったかな?」という感じだったが、じんわりと変わっていくことで瞳孔の変化にも優しい印象だ。
室内に戻り、色が元に戻る時間も計測。ブラウンから透明に近い色に戻るまで、2分程度でじんわりと元の色合いに戻っていった。視点からは一瞬で濃さが変わることがないため、トンネルなど急激に明暗が変わるシチュエーションには気をつけたい。
総評!
メガネを常時かけている記者は、運転用はメガネの上からかけられる大きめのサングラスを着用していたが、その手間がなく自然と濃いレンズになってくれるのは非常にありがたい。外から室内に入り、かけ替えがめんどくさいと思っていた人や、サングラスのかけ外しが必要なコンタクトレンズユーザーには嬉しいしかけだ。
メガネを新しく新調しようと思っている人は、光量によってレンズの濃さが変わる『調光レンズ 可視光線タイプ』をぜひ選択肢に入れてみてほしい!