お正月のおせち料理に欠かせない栗きんとん。栗とさつまいもの味わいが楽しめる老若男女に人気の料理だ。だが、たっぷりと用意したのに少し残ってしまったという経験もあるはず。そこで今回は売上日本一(※)を誇る『栗いっぱい栗きんとん300g』を使って、次の日の朝に食べられるトーストに乗せたアレンジレシピの味をレビューしよう。
(※)2021年12月・日経POS調べ
どこをすくっても栗のいる幸せ!甘さ控えめ仕立ての栗きんとん
菊池食品工業(東京都)は、大正3年に創業した「味の菊一」でおなじみの老舗食品メーカー。煮豆や佃煮など、日本の伝統的な食文化を継承し、その味を守り続けている。
その中でも同社の中でも日本一の売り上げ(※)を誇るのが『栗いっぱい栗きんとん300g』(300g・メーカー希望小売価格1,080円・発売中※年末期間限定)。食べやすいように細かく割った栗をたっぷりと使用した栗きんとんだ。
(※)2021年12月・日経POS調べ
どこをすくっても栗が入っているから、栗を奪い合う心配もなし。味わいは、甘さは控えめで栗とさつまいもの風味を豊かに仕上げているとのこと。
約束された美味しさ! 黄金色の甘味爆弾!
『栗いっぱい栗きんとん300g』を開封してすくうと、その名前に偽りなしのいっぱいの栗がスプーンに乗った。細かく割った、といってもほとんどが半分から4分の1程度に割れた大きさで、栗らしい見た目をしている。このまま口に入れてしまいたいほど魅力的だ。
一口いただく…。なんだこの美味しさは! ハチミツを口の中にいれたような上品な甘さが広がっていく。ほくほくとした栗の食感にねっとりとした濃厚な餡が絡みあっている。記者の個人的に嬉しいポイントが、栗に負けないくらいたくさんの餡が入っている点だ。栗をたっぷりの餡に絡めて食べられるなんて、至高すぎる一品だ。
余っても大丈夫!トーストに乗せて食べてみた!
売上日本一を誇る栗きんとん、流石の美味しさだ。わざわざ記者がレビューするのは無粋だったかもしれない。そこで今回は、次の日の朝に余った栗きんとんを食べられるアレンジレシピをご紹介。
焼いたトーストの上に軽く砕いたたっぷりの栗きんとんを乗せ、バターをひとかけらトッピングすれば完成。ザクっと口いっぱいに頬張ると、トーストの温かさに乗って栗とさつまいもの風味がふわっと広がる。栗きんとんの味付けもトーストと相性ばっちり。シンプルなトーストのおかげか、甘さが際立って感じられる。
簡単に表現すればあんこトーストの栗バージョン。ただ、なめらかなきんとんの舌触りや大きな粒感の残る栗は、あんこにはないおいしさ。バターの濃厚なまったり感も加わり、食べ応えも抜群だ。喫茶店で出てきてもおかしくない一品となった。
毎年あまりがちなおせち料理、三が日を経てそろそろ食べ飽きた頃にはちょうど良いアレンジレシピだ。今年も日本一の栗きんとんを最後までおいしく食べて、金運や勝負運を願ってほしい。
全国のスーパーマーケットで発売中。