春を過ぎて本格的な夏を迎えるまで、梅雨の季節の雨対策はしっかりしておきたいところ。急な雨でも短時間で靴やカバンなどの防水ができるアイテムが、『防水スプレークイックドライ』だ。革靴とスニーカーで、実際にどのくらい防水性があるのかをおためししつつ、ご紹介していこう!
わずか1分のスプレーで靴や傘をお手軽に防水できる!
「ボンド 木工用」をはじめとした、さまざまな種類の“ボンド”を発売している接着剤の総合メーカーコニシ株式会社(大阪府)は、防水スプレーも取り扱っている。『防水スプレークイックドライ』(300ml・参考小売価格 税込1,430円・発売中)は、商品名通り1分の速乾性で、靴や傘などにスプレーしてすぐに使える優れものだ。通常、防水スプレーは乾くまで20分ほど時間がかかり、使ってすぐには出かけられないから、すぐ出かけられるこの商品は出かける直前でOK。
革靴やスニーカーといった靴類をはじめ、バッグやレインコートやスポーツウェア、繊維・皮革製品(白色以外)などに使用できる。
毛皮製品やビニール・エナメル製品などには使用できないので、使用する際はスプレー裏面の使えるもの・使えないものをしっかりとチェックしておこう。
今回は雨が降ったときに一番濡れてほしくない革靴とスニーカーに、『防水スプレークイックドライ』を噴射して効果をみてみることに。
スプレーする前に水をかけてみると、革靴はある程度水を弾くものの靴全体的に水が残ってしまう。
繊維でできているスニーカーは、水を吸ってしまい防水性はほとんどない。雨に降られてしまうと靴はもちろん、靴下も濡れて不快な思いをしてしまうだろう。
『防水スプレークイックドライ』を革靴に使ってみる!
使う前に注意したいのが使用場所だ。必ず屋外で使用し、閉めきった場所や屋内では絶対使用しないようにしよう。それでは革靴から『防水スプレークイックドライ』を噴射してみる。噴射の際は、よく乾いていることを確かめた上で、缶をよく振って約30cmほど靴から離して均一にかかるようにスプレーをする。
速乾性ということもあり、噴射してすぐにスプレーの水気がなくなっていく。朝の忙しい時間に急な雨が降ってきても、すぐに対応できるスピード感だ。
スプレー後に水を革靴にかけてみる。すると、はっ水効果で水が靴に染みこまずに水滴となった。浸透する気配はなく、足先を振れば水も弾けるように落ちていく。わずか1分の速乾でこの効果はすごい!
『防水スプレークイックドライ』をスニーカーに使ってみる!
同じくスニーカーにも『防水スプレークイックドライ』を噴射する。
こちらも繊維の上で、はっ水効果によって水滴となり内部に染みることなく防水されていた。素材的に、スニーカーの方が効果の実感をしやすいだろう。
革靴とスニーカー、両方で十分な防水効果を実感できた。本格的な梅雨を迎える前に、日用品のさまざまなアイテムをスピーディに防水できる『防水スプレークイックドライ』は、一家に一本持っておきたい!
『防水スプレークイックドライ』は、ホームセンターや量販店、インターネット通販などで購入可能。