まるでカフェメニューのような見た目と味わいが楽しめる『鳥取の鶏とカサレッチェのグラタン』は、鶏の香草焼きとカサレッチェを使った冷凍グラタン。しかも、手のひらサイズの大きさなのに、満足感のある味わいがギュッと詰まったおいしさになったという。気になるその味と食べ応えをたしかめてみよう。
何層にも重ねた具材とソースが織りなす味のコントラストがポイント
弁当・惣菜・仕出し料理などの製造販売を行ってきたマルテSF(鳥取県)は、2022年より冷凍食品製造・販売を開始。冷凍弁当や冷凍コロッケなど、これまでの技術を活かした商品展開がされている。
今回おためしするのは、鳥取の鶏肉をコンセプトに、カフェメニューのように楽しめる『鳥取の鶏とカサレッチェのグラタン』(220g・希望小売価格 税込1,080円・発売中)。カサレッチェ(イタリア南部シチリア州のショートパスタ)を使ったちょっと珍しいグラタンだ。
最大の特徴は、具材やソースを何層にも重ねられているところ。一般的にグラタンは、具材とホワイトソースを混ぜた上にチーズを乗せて焼く2層構造が基本だ。
一方『鳥取の鶏とカサレッチェのグラタン』は、下の層から鳥取の鶏の香草焼き、カサレッチェ、自家製ベシャメルソース、パン粉の香草焼き・パスタの赤ワイン煮、4種のチーズ・パセリと、丁寧に重ねられている。層にすることで味のコントラストをはっきりさせて、ソースと具材の豊かな味わいや風味を楽しめるというわけだ。
そしてもう1つ、注目したいのが約8.5×12.5×深さ5cmの手のひらサイズの大きさ。見た目にもかわいいし、これだけ小さいと冷凍庫の隙間に入れてストックしやすいのが嬉しい。正直、かなり助かる。
レンジで約5分!『鳥取の鶏とカサレッチェのグラタン』を食べてみた
調理は電子レンジで600Wで約5分、500Wで約6分。袋から取り出し、お皿に乗せてから加熱するだけ。ラップもいらない。
レンジから取り出すと、食欲をそそるチーズの香りが広がる。まずは底まで一気にすくっていただきます。
自家製ベシャメルソースのなめらかな味わいから始まり、カサレッチェの弾力のある歯ごたえ、そしてごろっと香ばしい鶏肉の旨みと風味が溢れてくる。グラタンは濃厚なチーズ&ソースの味かと思いきや、主張しすぎないように抑えられており、カサレッチェの食感や鶏肉の旨みが際立つ味わいとなっているようだ。
特に鶏肉の香草焼きはしっかりとした味付けで、鳥取の鶏肉を食べたくなるくらいおいしい。噛めば噛むほどにジューシーな味わいが出てくるし、香草の風味がとてもいい。
層状に作られたおかげでベシャメルソースに香草の香りが移っておらず、すくう深さによって味わいがガラッと変わるのもおもしろい。カサレッチェだけ、鶏肉だけ、両方など、色んな味が楽しめる。これぞ味のコントラストだ。
小さいながら、食べ終わった後は腹6分目くらいのずっしり感。食感や味の食べ応えもあって大満足だった。
おうちでカフェ気分を楽しむのも良し! 贈答用にプレゼントするのも良し! 『鳥取の鶏とカサレッチェのグラタン』で、お手軽に贅沢気分を満喫してみてはいかがだろうか。
「とっとり市」「マルテのチャレンジショップ」にて発売中。