ミラーレスカメラを使っていて、新しいレンズを購入しようと思ったときに候補に上がるのが、画角を広く使える広角レンズだろう。超広角ズームレンズ「atx-mシリーズ」の新作としてミラーレス専用設計で登場した『トキナーatx-m 11-18mm F2.8 E』は、写真はもちろん動画撮影にも最適なレンズだ。実際に使用しつつ、その機能性を中心にご紹介していこう!
自宅での動画撮影や自撮りもしやすいコンパクトな超広角ズームレンズ!
写真用品・光学製品メーカーのケンコー・トキナー(東京都)。APS-C一眼レフ用交換レンズ「Tokina AT-X 116 PRO DX」の発売以来、トキナーのF2.8超広角ズームレンズ「atx-mシリーズ」の1つとして、さらなる小型化と軽量化を実現した新作がAPS-Cミラーレス機専用設計の『トキナーatx-m 11-18mm F2.8 E』(335g・希望小売価格 税込114,400円・発売中)だ。
超広角ズームレンズでありながら、トキナーならではの低歪曲と美しいボケ味が特徴で、夜景や広角スナップ写真はもちろんのこと、動画撮影にも最適なレンズとなっている。
ソニーEマウント対応で、対応したソニー製のコンパクトなカメラに付けてもかさばることなく運用できる。昨今はYouTube撮影も一般化したほか、遠方の家族にビデオメッセージを送る機会もあるだろう。そんな時、標準レンズだと家族が並んで画角に入りきらなかったり、部屋の中を広く映すことができないという問題が発生する。
『トキナーatx-m 11-18mm F2.8 E』のような広角レンズを用いることで、画角を広く映し出すことができる。
ミニ三脚やジンバルを用いての撮影もしやすいコンパクトなサイズ感だ。バリアングルの可動式モニターであれば、撮り画を自分で確認しつつ動画撮影が可能。
カメラを持ちながらの自撮りもしやすい。ジンバルなどでシャッターボタンを押しやすくすれば、さらに利便性が増すだろう。
『トキナーatx-m 11-18mm F2.8 E』で風景をまとめて写真に収めよう!
写真撮影において、『トキナーatx-m 11-18mm F2.8 E』がどのようなシチュエーションで効果を発揮するかためしてみよう。観光地などで目の前に広がる風景を画面いっぱいに収めたいと思っても、標準レンズでは入りきらないということがよくある。広角レンズを用いることで、広々とした空間を画角内にしっかりと収めることができるように。
自撮り撮影した場合でも、背景にしっかりと撮りたい風景や被写体を入れ込むことができる。
また、どうしても被写体が歪曲によって歪んでしまうという広角レンズの弱点がある。直線の歪曲が目立つビルを撮影してみると『トキナーatx-m 11-18mm F2.8 E』の低歪曲が実証できる。
夜景撮影では建物のネオンと空のコントラストを綺麗に撮りたいもの。『トキナーatx-m 11-18mm F2.8 E』では建物とその周囲をしっかりと画角に切り取りながら、1枚の写真に収めることができた。
コンパクトで軽量なので、街中などでベストフォトスポットを探してカメラを持ち歩いても負担にならず、さっとカメラを向けられるのもポイントだ。
自宅での動画撮影から、屋外の風景をしっかりと写真に収められる『トキナーatx-m 11-18mm F2.8 E』。さまざまなシチュエーションで役立つ1本なので、広角レンズを探している方は、ぜひ候補にしてみてほしい!
『トキナーatx-m 11-18mm F2.8 E』は、全国のカメラ店や公式オンラインショップで購入可能。