心理テストの質問
今回の心理テストでは「あなたの気持ちの切り替え力」がテーマ。
私たちの生活では目まぐるしく、さまざまな出来事が起こります。
心の動きや気持ちの変化にどれだけ素早く対応できるかは、ストレスや、いろんな状況への適応においてとても大事。
このテストで、凹んだ時の立ち直り力と、嬉しいことがあった時にすぐ平常心に戻れるかどうか、両方について探ってみましょう。
【質問】
昨日、職場でちょっとしたハプニングを起こしてしまったあなた。
……夜は憂さ晴らしのため、ゲームで夜更かし。
そして翌朝、寝不足のまま出勤していたところ、最寄りの駅前に見慣れないお店がオープンしているのを見かけました。
さて、どんなお店でしたか?
A.旬のフルーツを取り扱う果物屋。
B.世界各地の珍しいお茶を提供する茶屋。
C.手作りのアクセサリーや雑貨が並ぶクラフトショップ。
D.さまざまなジャンルの本が揃う書店。
心理テストの診断結果
A「旬のフルーツを取り扱う果物屋」を選んだあなたは……「凹んでいる時の立ち直りは早いが、嬉しいことがあった時はなるべく長く喜びに浸りたい」
あなたが旬のフルーツを取り扱う果物屋を選ぶ心理的背景は、その短い期間でしか味わえない独特の味と感触に魅力を感じるからです。
旬の果物を時期を逃さず手に入れるためには、時間を無駄にすることなく、チャンスがあれば逃さず捉えなければなりませんね。
それと同じように、あなたは、嫌なことがあったときにはなるべく早くその感情を手放し、新しい気持ちや状況をすばやく迎え入れようとする力があります。
一方、嬉しい出来事にはしばらく浸りたくなるのは、旬のフルーツのようにその瞬間、その時間を最大限に楽しみたいからなのでしょう。
嬉しいことがあった時、喜びの時間を最大限に楽しむのは素晴らしいこと。しかし、浮かれすぎていると、そのふわふわした気持ちに足をすくわれることもあり得ます。
それを防ぐためには、日常生活の中でその喜びを継続させる方法を見つけることも重要です。
例えば、その嬉しい瞬間の写真を撮る、日記に書き留めるなど。後からしみじみと、その喜びを再び感じることができる方法を試してみてはいかがでしょうか。
B「世界各地の珍しいお茶を提供する茶屋」を選んだあなたは……「凹んでいる時も嬉しいことがあった時も、平常心への切り替えが得意」
あなたは多様な文化や習慣に触れることが好きで、新しいものや違ったものに興味を持ち、その中でバランスを保つことが得意なタイプ。
世界各地のお茶の中には、独特の風味を持つものもありますが、あなたはどんなお茶も楽しむことが出来る適応力を持っています。
それはお茶に対してだけではなく、様々な感情や状況に対しても同様。これが、嫌なことや嬉しいことがあった際の気持ちの切り替えの速さに繋がっています。
また、あなたは、異なる角度から物事を捉えることが得意です。
嬉しいことや悲しいことがあった際、気持ちの切り替えにその「多角的な視点」を活用することもできます。
例えば、気持ちが高ぶった時は、その状況を違う立場からの視点を想像し、捉えることで、感情の浮き沈みを中和させることができます。
また、それを楽しむような気持ちで取り組むことで、日常生活をより穏やかに過ごすことができるでしょう。
C「手作りのアクセサリーや雑貨が並ぶクラフトショップ」を選んだあなたは……「凹んでいる時の立ち直りは遅いが、嬉しいことがあった時の平常心への切り替えは得意」
手作りのアクセサリーや雑貨が好きなあなたは、細部にまでこだわりを持ち、心の動きが非常に繊細です。
この繊細さゆえに、嫌なことがあるとその感情を深くとらえてしまい、なかなか立ち直ることができません。
しかし、嬉しいことがあった時に喜びに浸り、浮かれすぎることはなく、バランスを保つことができます。
この性格は、手作りのアイテムに込められる心のこもった緻密さと似ています。
あなたが人の気持ちを敏感に感じ取り、周りの人々に対しての配慮が深い理由ともなっています。
嫌な出来事に対して感じる感情の深さは、実はあなたの感受性の強さを示しています。
その感受性を活かし、日記をつけたり、手作りのアクセサリーやアート作品を制作することで感情の整理を試みてみてはいかがでしょうか。
感じた気持ちを形にすることで、自分の内面と向き合い、心の中の整理が進むことが期待されます。
D「さまざまなジャンルの本が揃う書店」を選んだあなたは……「嫌なことがあった時、嬉しいことがあった時、両方とも切り替えが苦手」
あなたが書店のような多様な情報や物語を好む背景には、広く深い感受性があるのではないでしょうか。
その多面的な心の動きは、一つの感情にしっかりと浸り、その感情をなかなか手放せない性格を形作っています。
多種多様な本と同じく、あなたの心は多くの物語や感情を持っており、それぞれの感情が重なり合って複雑な内面を形成しています。
このような性格は、他人から見れば非常に情熱的で、その熱い心が人々からの信頼を集める原動力となっています。
あなたのような情熱的な人は、一つ一つの感情を大切にすることが得意です。
感情を切り替えるのが難しいと感じる時、特に、嬉しいことがあった時はまだしも、凹んでいる時になかなか立ち直れないと、とても辛い場合があります。
そのような時は思い切って、敢えてその感情を深く探求することで、新しい気づきや解放を得ることができるかもしれません。
例えば、お気に入りの本を手に取り、自分の感じている感情に似た物語を読んでみてはいかがでしょうか。
感情の整理や新しい視点を得るヒントが隠されているかもしれません。
ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学び、卒業後に心理学への関心が高まる。現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部